エンターテインメント・ウェブマガジン
トークショーでは、むちの使い方のレクチャーも行った壇蜜
タレントの壇蜜が27日、主演映画『甘い鞭』メイキングDVD発売&劇場公開記念イベントに出席、トークショーを行った。
本作は、作家・大石圭氏の同名小説を原作に『死んでもいい』『花と蛇』の石井隆監督が映像化した新感覚ホラー。医者とSM嬢という二つの顔を持つ女性の、壮絶な過去と現在が交錯するさまを描き出す。
映画『私の奴隷になりなさい』に続き、今回主演2作目となる壇蜜は「今後は女優業が中心になる?」と聞かれると「そういう意味は持ち合わせていません。お願いされたときにお手伝いをするとか、盛り上げるための補助的なものでしか自分を出すことはできませんので」と否定し、「あまりいろんなことに意欲的になろうというのは自分からはしないようにしていますし、したいという気持ちも正直薄いですね」と本音を吐露した。
また「演じる上で特に難しかったことは?」という質問には、苦笑しながら「『半沢直樹』見たでしょ? 結構あれだったでしょ? それは分かってるけどさ…。向いてないんですよ」と自身の演技力について自虐的にコメント。
それでも今回の作品については「彼女が抱えているトラウマや悲しみというものは、泣いたりむちで痛みを与えられることで表現できるものだったので、体の反応に任せていた部分がある」と話し、「より痛かったり悲しかったり、時に熱かったりという思いをすればするほど、出る表情というのもあった。仕上がりを見た時に、そういう思いが全部顔に出ていたので“顔芸”としては成功しています」とユーモアたっぷりに語った。
劇中では過激なSMに挑戦した壇蜜だが「プライベートでSMは?」という質問に、「オバハンはSM嫌いじゃないですよ。SMが恋人とのコミュニケーションの一つだったという時期もありました」と告白。
当時の恋人とは「お互いに興味本位だった」としつつも「エスカレートというか興味が湧き過ぎちゃって、二人でろうそく探しとかしてましたね」と笑顔で振り返り、自身がSかMかを問われると「相手によって変わると思う。ただ、相手が喜ぶことを何かしてあげたいと思う気持ちはSでもあってMでもあるので。やっぱりサービスなのかな」と語った。
また、現在の“プレーするお相手”について問われると「心のバランスを取るためにも、できればご主人様の一人でもいればいいんでしょうけれども…。ファンの方がいらっしゃいますし、いろんな人の前に出るお仕事ですので。あえてプライベートでご主人様をつくらず、そういうことを演技だけで、また公の場だけでするというのも、一種のファンの方に対するプレーの一環、パフォーマンスでもあるのかなと思います」と自身の考えを語った。
トークショーでも同様に「最近、恋してますか?」という質問が男性から出ると「まだね、いいかな~って思うんです。『半沢直樹』でキスシーンもあったし、この映画でもエッチなシーンがあったので、そこそこトキめいて満たされてますよ」とちゃめっ気たっぷりに語った。さらに「恋心ではないですが、仕事のスタッフさんや共演者に対しても『頼もしいな』とか『男らしいな』と思うことは多々あり、今はすごく充実しています。…という“上っ面”を言っておく。本当は(一人で)布団をかんで寝てます」と言って笑わせた。
映画は、9月21日から丸の内TOEIほか全国ロードショー。
ドラマ2025年12月3日
奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第9話が、2日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます) 本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新人 … 続きを読む
ドラマ2025年12月3日
齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第9話が、2日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます) 本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いやっ … 続きを読む
ドラマ2025年12月3日
佐藤隆太が主演するドラマ「新東京水上警察」(フジテレビ系)の第9話が、2日に放送された。(※以下、ネタバレあり) 本作は、水上警察を題材にし、佐藤隆太演じる碇拓真刑事と水上警察署のチームが、東京の海や川を警備艇で駆け巡り事件を追う、大迫 … 続きを読む
ドラマ2025年12月3日
夏帆と竹内涼真がW主演するドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS系)の第9話が、2日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます) 本作は、“恋人ファースト”ゆえに自分を見失ってしまった山岸鮎美(夏帆)と、“料理は女が作って当たり … 続きを読む
ドラマ2025年12月3日
「ちょっとだけエスパー」(テレビ朝日系)の第7話が、2日に放送された。 本作は、会社をクビになり、人生詰んだサラリーマン(大泉洋)が、“ちょっとだけエスパー”になって世界を救う姿を描く完全オリジナルのSFラブロマンス。脚本は野木亜紀子氏 … 続きを読む