東方神起ら人気歌手が東京ドームに集結! “SMTOWN LIVE WORLD TOUR Ⅲ in TOKYO”に10万人が熱狂

2012年8月8日 / 19:00

SMTOWN LIVE WORLD TOUR Ⅲ in TOKYO

 S.M.ENTERTAINMENTの所属アーティストによるアジア最大規模の音楽フェスティバル、SMTOWN LIVE WORLD TOUR。3回目を迎えるこのライブの東京公演が、8月4日、5日の2日間、計10万人の観客を集めて東京ドームで行われた。J-Minのパワフルな歌声で幕を開けたエンターテインメントショーは、美しいハーモニーを聴かせてくれた天上智喜、f(x)の日本語初歌唱曲「Hot Summer」、抜群の歌唱力で会場を魅了したKANGTAと続いた後、早くもSMTOWNライブの特徴の一つであるコラボレーションステージへ突入。ファー・イースト・ムーヴメントのヒップホップなナンバー「Like a G6」を歌いながらf(x)のエンバ、SHINeeのキー、EXOのクリスの3人がトロッコでアリーナを回りだすと、東京ドームは5万人の大歓声に包まれた。その熱狂は次のチャンミン(東方神起)&キュヒョン(SUPER JUNIOR)の「Just The Way You Are」でさらに加速。ドンヘ、ウニョクによるハイテンションなナンバー「Oppa,Oppa」では、5万人も2人と一緒に“Oppa,Oppa!”の大合唱。東京ドームが一気にヒートアップしたのだ。

 ライブ中盤にも行われたこのコラボステージでは、リョウク、ウニョク(SUPER JUNIOR)、チェン(EXO)の3人が「Everything」をカバー。素晴らしい表現力でMISIAの名曲を歌い上げ、オ―ディエンスを魅了した。

 その「Everything」に参加していたチェンが所属するEXOは、今年、韓国と中国でデビューしたばかりの新しいグループ。当然、SMTOWNライブも初参戦となった。それだけにトークでは「緊張でドキドキしています」と初々しいコメントを発していたが、12人のメンバーで織りなすパフォーマンスは大迫力。日本のファンの心をしっかりとつかんだのが見て取れた。

 もちろん、既に日本での地位を確立しているSHINee、少女時代、SUPER JUNIOR、東方神起、BoAに関しては言わずもがな。完璧なパフォーマンスの中にさり気なく香る少年っぽさでオーディエンスをドキドキさせたSHINee。キュートさとセクシーさの絶妙のバランスで女性からも絶大な支持を受けている少女時代。中毒性のあるメロディーラインの楽曲と彼らにしか作り出せない独特の世界観で見る者全てを楽しませてくれるSUPER JUNIOR。そして、キレのあるダンスパフォーマンスとエモーショナルなボーカルで圧倒的な存在感を示した東方神起に、もはや貫禄さえ感じさせたBoAのステージ。それぞれのアーティストがそれぞれの個性を思う存分発揮し、5万人の目をくぎ付けにしたのだ。

 さらに嬉しいことに各アーティストは、新曲も披露。爆発するようなエネルギーを感じたSHINeeの「Sherlock」。次々と変わるダンスのフォーメーションとストーリー性の高い歌詞がインパクト十分な少女時代の「PAPARAZZI」。強いビートとポジティブな歌詞で、この夏の話題をさらった東方神起の「ANDROID」など既にリリースされている楽曲はもちろん、SUPER JUNIORが8月22日に発売される日本での4thシングル「Sexy,Free&Single」を一足早く歌い踊れば、BoAも韓国で2年ぶりに発表したアルバムから日本初公開となるメロディアスなリード曲「Only One」を熱唱してみせたのだ。しかも、その際には、なんとステージにダンサーとして東方神起のユンホが登場。他では決して観ることのできないスペシャルなこのコラボレートに客席から感激の声が上がったことは言うまでもない。

 約4時間に及んだ熱いライブの最後を締めくくったのは、SMTOWNのテーマ曲「光(Hope)」。“誰もがひとりじゃない、共に歩もう”と歌うこの楽曲に表現されているとおり、SMTOWNに集う人々はアーティスト、オ―ディエンスの区別なく全員が一つのファミリーのよう。そんな一体感を音楽の力によって感じさせてくれた素晴らしいライブだった。

 

 


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