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映画『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』公開直前プレミアイベントが11日、東京都内で行われ、俳優の吉田栄作が登壇した。本作は、ロック歌手ブルース・スプリングスティーンの若き日の苦悩を描く。
名曲「ボーン・イン・ザ・U.S.A.」をBGMにスプリングスティーンをイメージしたデニム衣装で登場した吉田は「僕とブルースとの出会いは高1の時。テレビ神奈川を見ていたら星条旗を背中にテレキャスターをぶら下げて拳を突き上げるあの「ボーン・イン・ザ・U.S.A.」です。あの姿を見て『おおおっ!』と思いました」と述懐した。
スプリングスティーンの熱烈なファンだと言う吉田は「特に『ネブラスカ』はそれまでと毛色が違って、人をあやめた人物を主人公にした曲が多くて。どういうこと?と。でも僕はその音が好きで車で聴くには気持ちのいいサウンドで。大好きなアルバムになりました。それから時が過ぎ、本作の製作に当たってスプリングスティーンが『ネブラスカ』を作った頃の自分を題材にした作品ならばいいと承諾したと聞いて、がぜん興味が湧きました」と語った。
スプリングスティーンと父親との関係性も映画の大きな見どころだが、「男とは父親との関係はずっと子どもの頃からあるので、父の身長を越えるとか、年を取ったなあと思う瞬間があるわけです。本作を通して成長過程の中でブルースも父との複雑な関係があったことを垣間見ることができました。そこも含めて見ていただきたい」としみじみ語った。
吉田も今年9月に、妻で俳優の内山理名との間に子どもが誕生したばかり。吉田は「オールドルーキーです。この年になっての子どもですから、自由に。スポーツでも音楽でも何でも好きなことを追求してくれればいいなと。ああせいこうせい言わずに自由に」と語り、「クラシックやジャズを聴かせているけれど、意外とロックで泣き止んだりすると『お!?』と思ったり。時には僕が鼻歌を歌ってみたり」とパパの顔をのぞかせた。
主演俳優ジェレミー・アレン・ホワイトが吹き替えなしでスプリングスティーンの名曲を歌うシーンも話題。吉田は「ボス本人の曲を映画で使っているのかと思うくらいで、ファンの方が聴いても僕と同じように感動するはず」と太鼓判を押す。
そんな中、スプリングスティーンをはじめ多くのロックスターが愛用してきたギブソンJ-200が登場。その超高級ギターを手にした吉田は、何とサプライズで「ハングリー・ハート」を弾き語りでフル熱唱。会場から手拍子と合唱が沸き起こった。
最後に吉田は「あえて『ネブラスカ』の頃のブルース・スプリングスティーンがどういう生き方をして何と戦っていたのか。それをじっくりと鑑賞できる映画です。なぜ毛色の違う『ネブラスカ』が生まれたのか? それを知ることのできる映画になっています。楽しんでください」と観客に呼び掛けた。
映画は11月14日(金)から全国ロードショー。配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

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