エンターテインメント・ウェブマガジン
大安吉日のインド。育ちも性格も全く異なる2人の女性プール(ニターンシー・ゴーエル)とジャヤ(プラティバー・ランター)は、それぞれの花婿の家へ向かう途中で、同じ満員列車に乗り合わせる。だが2人とも赤いベールで顔が隠れていたため、夫たちの知らぬ間に入れ替わり、そのまま別の嫁ぎ先に連れて行かれてしまう…。2人の花嫁の思いがけない人生の行方をコミカルに描いた『花嫁はどこへ?』が10月4日から全国公開される。本作でプロデューサーを務めたインドの人気俳優アーミル・カーンに話を聞いた。

アーミル・カーン
ある脚本のコンペティションに審査員として参加していた時に、この脚本を読む機会を得て、とても気に入りました。そして、僕の元妻でこの映画の監督をしたキラン・ラオが、自分で書いた脚本に満足していなかったところに、僕がこの脚本の話をしたら、彼女もとても気に入ったので、映画化が決まりました。
はい。どうしてそう感じたかというと、とても大切な問題を扱っていながら、ライトな形でうまく処理されていて、ユーモアもあるように感じたからです。重要な問題についてユーモアで対処しているところに感銘を受けました。結婚した2組のカップルがいて、女性がベールをかぶっているせいで、男性の家にたどり着いた時に、初めて違う女性だったことに気付く。そんな不条理な状況を描いた物語がとても面白いと思いました。
正直に言いますと、インド以外の世界の国々で、この映画がどう受け取られるかということはそれほど考えていませんでした。ただ、この問題はとてもユニバーサルで普遍的なテーマであるとは思います。女性の問題については、まだまだ世界中の社会の中で、家父長制が大きく存在していると思います。この映画は、さまざまな観客に家父長制について想起させ、考えさせるものを持っているという確信はありました。
時々、女性が良くない扱いをされていることに気付くことがあります。その時は、それを正すことを意識します。そして自分が何かを表現する時は、そうしたことが起こらないように働きかけることをしたいと思います。それは、人々に、そうしたことに対する感受性を喚起させることだと考えています。
映画2026年5月18日
角川映画50th ANNIVERSARY「角川映画祭」が、5月1日から9月17日まで都内・角川シネマ有楽町で開催中だ(全国順次開催)。 初作となった『犬神家の一族』(76)から50年。その間、角川映画は「読んでから見るか、見てから読むか … 続きを読む
映画2026年5月15日
テレビで生放送中のクイズ番組の決勝戦。賞金1千万円を懸けた最終問題に、挑戦者の本庄絆(神木隆之介)は“一文字も聞かず”に正解する。前代未聞の事態は世間を騒がせ、本庄は姿を消す。番組の総合演出を務めた坂田泰彦(ムロツヨシ)は、生放送でその検 … 続きを読む
ドラマ2026年5月14日
NHKで好評放送中の大河ドラマ「豊臣兄弟!」。戦国時代、主人公・豊臣秀長(=羽柴小一郎長秀/仲野太賀)が、兄・秀吉(=羽柴秀吉/池松壮亮)を支え、兄弟で天下統一を成し遂げるまでの軌跡を描く物語は快調に進行中。5月10日に放送された第18回 … 続きを読む
映画2026年5月8日
大ヒット作『ゴジラ-1.0』(23)からNHKの大河ドラマ「光る君へ」(24)まで、幅広い作品で活躍を続ける佐々木蔵之介。その主演最新作が、幕末の京都の小さな村を舞台にした医療時代劇『幕末ヒポクラテスたち』(5月8日公開)だ。中国・唐由来 … 続きを読む
舞台・ミュージカル2026年5月5日
ウォルト・ディズニーが映画化し、アカデミー賞5部門を受賞した映画を原作とした、ミュージカル「メリー・ポピンズ」。現在上演中の日本プロダクションが、5月6日に記念すべき250回公演を迎える。それに先立ち、メリー・ポピンズ役の濱田めぐみと、バ … 続きを読む