【インタビュー】ドラマ「ハンサムセンキョ」武子直輝 初主演ドラマは「“かっこいい”選挙戦が行われていく物語」

2020年9月29日 / 08:00

 さまざまなルールの中でアイデアを繰り出し、舌戦を繰り広げ、理想の未来のために全力で市長選を駆け抜ける男たちを描いたTVドラマ「ハンサムセンキョ」が10月7日から放送される。監督を務めるのは、テレビドラマ初監督となる舞台演出家の米山和仁。主演を武子直輝が務め、深澤大河、横山真史ら、舞台を中心に活躍する俳優が顔をそろえる。今回、元小学校教師のフリーターで市長選に立候補することになる天童勇樹を演じる武子に、ドラマの見どころや撮影の裏話を聞いた。
 

天童勇樹役の武子直輝 (C)ハンサムセンキョ管理委員会

-テーマが「選挙」ということで、今までにないドラマになりそうですね。出演が決まったときのお気持ちを教えてください。

 ドラマで選挙というのは難しそうな題材だと思いましたし、僕が主役で大丈夫かな、と(笑)。でも、この作品を通して、何か伝えられることがあればいいなと思いました。

-実際に台本を読んで、撮影を行って、「難しそう」というイメージは払拭されましたか。

 もちろん難しい言葉なども出てきますが、全体的にはコメディー色の強いシーンや笑える部分も多いので、構えずに見ていただけると思います。それに、僕が演じる天童勇樹は、明るくて正義感の強い青年なので共感しやすいと思います。

-武子さんは普段、舞台を中心に活躍されており、本作がドラマ初主演ということですが、映像作品で演技することの難しさはありましたか。

 やはり表情のお芝居は難しかったです。もちろん、舞台上でも体の動きに表情をつけて演じているのですが、映像では表情だけを抜かれる(映し出される)ことも多いので、より細かな表情をつける必要があると感じました。それから、ついつい体を大きく動かし過ぎてしまって、フレームから外れてしまうんですよ(笑)。画角を考えるというのは舞台ではなかったことなので、そこは意識するようにしました。

-本作は「スーツ姿で舌戦を繰り広げる」ということで、普段のステージ上での武子さんとはまた違った一面が見られるのではという期待もあります。

 天童というキャラクターは、僕の素に近いと思います。天童は、突然市長選に出ることになるという、普通ではない体験をすることになるので、その都度、驚いたり、ドギマギしたりするのですが、その反応は僕自身の自然な受け答えに近いものになっていると思います。

-演説のシーンもあると思いますが、そういったシーンでは難しい言葉もあったのですか。

 天童は小学校の教師だったという過去があるので、政策についても誰にでも分かりやすい言葉で説明しています。なので、選挙って難しそうと感じている方にこそ、天童の言葉を聞いて選挙について興味を持ってもらえたらうれしいです。

-武子さんご自身は、本作に出演したことで選挙に対するイメージが変わりましたか。

 この作品に関わる前から選挙の投票には行っていましたが、やはり選挙の大切さはより実感できました。投票は、自分たちの住む国や県、市に対してどうしてほしいのかという意思を伝える場でもありますし、政治がどうなっていくのかは自分たちにも責任があると思うんです。なので、選挙に行かないというのは、その責任を放棄していることになるのではないかなと僕は思いました。

-撮影中は、天童と同じ「きらめき新党」の党員である花野薫役の深澤大河さんと古剛栄進役の横山真史さんと一緒のシーンが多かったと思いますが、現場はいかがでしたか。

 大河くんも横山さんもこれまでにも共演していて、すごく仲のいい人たちなので、安心して撮影に臨めました。空いた時間にせりふ合わせに付き合ってくれたり、演技について監督も含めて話し合ったりといい雰囲気で撮影ができたと思います。2人とも手抜きを一切しないというスタンスでこの作品に向き合ってくれていたので、僕もその姿を見て心強かったです。

-深澤さん、横山さんの役者としての魅力は?

 大河くんは共演する前から、お芝居の感情表現が豊かで、喜怒哀楽の使い分けがものすごくきれいにできる役者だなと思っていました。なので、一緒にお仕事したいとずっと思っていたんです。実際に共演してみても、すてきなお芝居をする人で、今回、また共演できたことはとてもうれしかったです。

 横山さんは、年下の僕が言うのもなんですが、すごくかわいらしい方なんですよ(笑)。努力家で人一倍負けず嫌いで、でもすごく優しい人。天然なところもあって、おちゃめで…。どことなく、僕と似た空気感を感じます。今回、ご一緒させていただいて、迫力ある演技をされているのを見て、また新たな一面を知れて、やっぱりすてきな方だなと思いながら撮影させていただきました。

 
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