中村獅童、角川春樹監督への愛を語る 「うちの息子の名前は“はるき”ですから」

2020年9月18日 / 16:50

澪役の松本穂香

 映画『みをつくし料理帖』完成披露舞台あいさつが17日、東京都内で行われ、出演者の松本穂香、奈緒、若村麻由美、窪塚洋介、小関裕太、藤井隆、石坂浩二、中村獅童と角川春樹監督が登壇した。

 本作は、高田郁氏のベストセラー小説を映画化。大阪に生まれた少女・澪(松本)が、天性の料理の才を武器に、困難に立ち向かいながら料理人として成長していく姿を描く。

 角川作品に初めて参加した松本は「監督は毎日現場で『今日のお芝居すごく良かったよ』と声を掛けてくださった。でも撮影前に『女性陣は褒めて伸ばす。男性には厳しくいくから』と宣言されていたので、褒めてくださっても、それがよぎる。『本当に思ってくれているのかな?』って…」と明かして笑わせた。

 当の角川監督は「皆さん、持っている力以上のものを出して演じてくれた」とし、松本についても「想定を超える演技をしてくれました」と賛辞を送った。

 獅童は、2005年の『男たちの大和/YAMATO』で角川作品に初参加。再び本作に呼んでもらえたことに感謝しながら、「現場で監督の怒鳴り声を聞いて“まだまだ大丈夫だな”と思った。『これが俺の最後の作品だ』とおっしゃっているけど、まだまだ撮り続けていただきたい」と語った。

 さらに「僕、監督のことが好き過ぎて、うちの息子の名前は陽喜(はるき)ですから」とエピソードを披露。角川監督は「名付けの前に電話がかかってきて了承しましたが、これは自分のストレス解消のためなんですよ。『おい、はるき!』って言いたいがために。憂さ晴らしのためだとハッキリ思っています」と話して笑わせた。

 映画は10月16日から公開。

(左から)窪塚洋介、松本穂香、中村獅童、石坂浩二、藤井隆、角川春樹監督


芸能ニュースNEWS

「わたしの宝物」“宏樹”田中圭のラストの決断に賛否の声 「驚いた」「モラハラをみじんも反省しないのはどうなの」

ドラマ2024年11月22日

 松本若菜が主演するドラマ「わたしの宝物」(フジテレビ系)がの第6話が、21日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、夫以外の男性との子どもを、夫との子と偽って産んで育てる「托卵(たくらん)」を題材に、“大切な宝物”を守るために悪 … 続きを読む

市川團十郎、お正月に「忠臣蔵」 現代ならではの視点を織り込んで作り上げる

舞台・ミュージカル2024年11月21日

 松竹創業百三十周年「双仮名手本三升 裏表忠臣蔵」取材会が21日、東京都内で行われ、市川團十郎が登壇した。  2年間にわたる襲名披露興行を終えた十三代目市川團十郎。今回の公演では、寛延元年(1748年)に初演されて以来、およそ280年にわた … 続きを読む

「全領域異常解決室」エピソード0的伏線回収に反響 「7話でエピソード0を持ってくるこの構成すごすぎる」

ドラマ2024年11月21日

 藤原竜也が主演するドラマ「全領域異常解決室」(フジテレビ系)の第7話が、20日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  雨野小夢(広瀬アリス)は、自分が天宇受売命という神だと気付く。そして話は、4カ月前にさかのぼる。全決で食事を振舞ってい … 続きを読む

「民王R」“秋保”黒川想矢と入れ替わった“泰山”遠藤憲一、若者の闇を知る 「いろいろ考えさせられて、ちょっと泣きそう」

ドラマ2024年11月20日

 遠藤憲一が主演するドラマ「民王R」(テレビ朝日系)の第5話が、19日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、2015年に遠藤憲一・菅田将暉のW主演で放送された痛快政治エンターテインメント「民王」の続編で、総理大臣・武藤泰山(遠藤 … 続きを読む

「ウイングマン」菊地姫奈、大原優乃のアクション、桂氏の出演に反響 「大原優乃と菊地姫奈が特に光ってた」

ドラマ2024年11月20日

 藤岡真威人が主演するドラマ「ウイングマン」(テレビ東京系)の第5話が、19日深夜に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、特撮オタクの高校生・広野健太(藤岡)が、異次元から来たアオイ(加藤小夏)のドリムノートに、空想のヒーロー“ウ … 続きを読む

Willfriends

page top