成田凌「役は選ばず、地道にやっていく」 「毎日映画コンクール」で男優主演賞に輝く

2020年2月14日 / 15:01

 「第74回毎日映画コンクール 表彰式」が13日、川崎市で行われ、周防正行監督作の『カツベン!』で男優主演賞を受賞した成田凌が登壇した。

 『カツベン!』は、日本映画の黎明(れいめい)期の大正時代に、映画の語り部として人気を博した活動弁士たちの活躍を描いたもの。

 トロフィーを手にした成田は「とてもありがたいのですが、正直、個人的な喜びの感情がなかなか湧いてこない。お世話になった方々の顔ばかりが浮かんでくる。みんなで頂いた賞。うれしいというよりは感謝しかない」と語った。

 現場で得たものを問われると、「監督が一番楽しんでいた。周防組にいつも参加されている竹中直人さん、渡辺えりさんも楽しそうで、やっぱり楽しい現場というのはいいなと、改めて思いました」としみじみ語った。

 「今後挑戦したい役」を問われると、「選ばずにやりたい。この賞をもらったからといって、僕のお芝居がうまくなるわけでないので地道にやっていくしかない」とコメント。

 続けて「昨年公開された映画には割とトリッキーな役もあったけど、引き続きいろんな役をやっていけたら。この世から『カメレオン俳優』という謎の言葉が消えればいいと思う。それが役者なので」と笑顔で語った。

 同映画賞では『蜜蜂と遠雷』が日本映画大賞に加え、監督賞(石川慶)、スポニチグランプリ新人賞(鈴鹿央士)を受賞。また『半世界』も女優助演賞(池脇千鶴)、脚本賞(阪本順治)、録音賞(藤本賢一)で3冠を達成した。

 日本映画優秀賞は、藤井道人監督作の『新聞記者』が選出され、主演したシム・ウンギョンが女優主演賞を受賞。『ジョーカー』が「外国映画ベストワン賞」と「TSUTAYAプレミアム映画ファン賞」の外国映画部門をW受賞。田中絹代賞には風吹ジュンが選出された。

俳優部門で受賞した(左から)鈴鹿央士、池脇千鶴、成田凌、風吹ジュン、シム・ウンギョン、吉澤健、関水渚


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