成田凌「ナリッチに終止符を打たなきゃ」 周防正行監督「今でも同級生から『周防くん』と呼ばれる」

2019年12月24日 / 14:54

活動弁士を演じた成田凌

 映画『カツベン!』のお客さま御礼舞台あいさつが23日、東京都内で行われ、出演者の成田凌、黒島結菜と周防正行監督が登壇した。

 本作は、日本映画の黎明(れいめい)期の大正時代に、映画の語り部として人気を博した活動弁士(通称カツベン)たちの成長と活躍を描く。

 公開から10日が過ぎ、主演の成田は「珍しく友達がたくさん見てくれているし、キャスティングをしているある方から『隣で笑い転げている老夫婦がいた。最高のデートムービーだな』と言われたのが印象的でした。街でも声を掛けられるようになった」と話し、自信を深めた様子。

 一方、黒島は「私はまだ街で声を掛けられたことがないので頑張ります」とこぼした。それでも「友人やこれまでお仕事をした方からも連絡を頂き、『たくさん笑って感動した』と言ってもらえたので、楽しんでいただけていると実感しました」と語った。

 周防監督は、大学の同級生の女性から手紙が届いたことを明かし、「『いつもは構えて見るのに、周防くんの映画であることを忘れて最後まで見ちゃった』と書いてあったのがうれしかった。でも、同級生だからしようがないけれど、『周防くん」と呼ぶのはどうにかならないかと思った」と苦笑交じりに話した。

 すると、成田が「僕のことをナリッチと呼ぶ友人がいるので、それは一生続くかもしれません。どこかで終止符を打たなきゃと今思った」と表明。しかし、会場から早速「ナリッチ」のコールが掛かり、「余計なこと言っちゃった」と自嘲気味に話した。

 最後は、周防監督と俳優2人が感謝を込めて互いに花束を交換した。成田は「監督は、前情報なしで見てもらえる前提で作ったので、ただただ楽しんで」とアピール。黒島は「役が決まっても自信がなかったけれど、このタイミングで出合えたことで、自分のこれからの人生が変わるきっかけになりました」と語った。

(左から)周防正行監督、成田凌、黒島結菜


芸能ニュースNEWS

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「まさに『ノー・シェークスピア ノー・ライフ』というドラマだった」「最後はうるじい(井上順)もトニー(市原隼人)も楽しげに稽古していてよかった」

ドラマ2025年12月18日

 「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第11話(最終話)が、17日に放送された。  脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総 … 続きを読む

「スクープのたまご」通報かスクープか…週刊誌記者が直面  「『週刊千石』はいいチーム」「人脈と信頼が大切」

ドラマ2025年12月17日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第11話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新人記者・信田日向子(奥山)の目を通して“週刊誌の存在意義 … 続きを読む

「新東京水上警察」最終回、ラストの意味深な人影に考察合戦展開 「まさか黒木? 続編あるのか?」「続編は礼子が刑事に?」

ドラマ2025年12月17日

 佐藤隆太が主演するドラマ「新東京水上警察」(フジテレビ系)の最終話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、水上警察を題材にし、佐藤隆太演じる碇拓真刑事と水上警察署のチームが、東京の海や川を警備艇で駆け巡り事件を追う、大 … 続きを読む

「娘の命」“沙織”新川優愛の狂気が爆発 「レイコの孤独が胸に刺さった」「復讐に成功してほしい」

ドラマ2025年12月17日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第11話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追い … 続きを読む

「ちょっとだけエスパー」「また野木亜希子さんの脚本にやられた」「結局、生きていくことが最大のミッションなんだな」

ドラマ2025年12月17日

 「ちょっとだけエスパー」(テレビ朝日系)の第9話(最終話)が、16日に放送された。  本作は、会社をクビになり、人生詰んだサラリーマン(大泉洋)が、“ちょっとだけエスパー”になって世界を救う姿を描く完全オリジナルのSFラブロマンス。脚本は … 続きを読む

Willfriends

page top