松坂桃李、声の演技でエヴァ好きが助けに 「あのときの碇シンジみたいな」

2019年8月8日 / 17:25

青年ナオミの声を演じた松坂桃李

 アニメ映画『HELLO WORLD』プロジェクト始動イベントが8日、東京都内で行われ、声優を務めた北村匠海、松坂桃李、浜辺美波と伊藤智彦監督ほかが登壇した。

 本作は、ヒットメーカーの伊藤監督が新たに手掛けるSF青春ラブストーリー。京都に暮らす内気な男子高校生・直実(北村)の前に、10年後の未来から来た自分を名乗る青年ナオミ(松坂)が突然現れ、事故によって命を落としてしまう瑠璃(浜辺)を助けてほしいと頼む…という物語。

 これが声優初挑戦となった北村は「アニメーション映画が昔から大好き。細田守監督の作品のオーディションにはずっと行っていたけど、落ちたりして。それが今回かなった。僕のキャリアの中でもかなり挑戦的なものですが、そこに負けないように果敢にいこうかなと思います」と目を輝かせた。

 一方、ナオミ役の松坂は、自身が吹き替えを務めた映画『パディントン』を見た伊藤監督から直々にオファーの手紙が届いたという。松坂は「パディントンはクマ役だったから次はパンダかな、ワニかな? コウモリだったら…といろいろシミュレーションをしていたら人間だった」と笑わせた。

 本作は、まず音声の演技を収録し、それに合わせて映像を作る「プレスコ」という手法で製作された。松坂は「想像を膨らまさなきゃいけないので難しかった。監督の演出がミリ単位で細かった」と、打ち明けた。

 ただ、伊藤監督との共通の趣味が助けになったことも告白。「僕も監督もエヴァンゲリオンが大好き。(劇中に)ナオミが叫ぶシーンがある。これはどれぐらいで…という話になったときに、『エヴァの初号機が胸を貫かれたときあったでしょ。あのときの碇シンジみたいな』と説明され、そんな共通認識を持ちながらやっていきました」と笑顔で振り返った。

映画は9月20日から全国東宝系で公開。

(前列左から)浜辺美波、北村匠海、松坂桃李


芸能ニュースNEWS

「わたしの宝物」“宏樹”田中圭のラストの決断に賛否の声 「驚いた」「モラハラをみじんも反省しないのはどうなの」

ドラマ2024年11月22日

 松本若菜が主演するドラマ「わたしの宝物」(フジテレビ系)がの第6話が、21日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、夫以外の男性との子どもを、夫との子と偽って産んで育てる「托卵(たくらん)」を題材に、“大切な宝物”を守るために悪 … 続きを読む

市川團十郎、お正月に「忠臣蔵」 現代ならではの視点を織り込んで作り上げる

舞台・ミュージカル2024年11月21日

 松竹創業百三十周年「双仮名手本三升 裏表忠臣蔵」取材会が21日、東京都内で行われ、市川團十郎が登壇した。  2年間にわたる襲名披露興行を終えた十三代目市川團十郎。今回の公演では、寛延元年(1748年)に初演されて以来、およそ280年にわた … 続きを読む

「全領域異常解決室」エピソード0的伏線回収に反響 「7話でエピソード0を持ってくるこの構成すごすぎる」

ドラマ2024年11月21日

 藤原竜也が主演するドラマ「全領域異常解決室」(フジテレビ系)の第7話が、20日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  雨野小夢(広瀬アリス)は、自分が天宇受売命という神だと気付く。そして話は、4カ月前にさかのぼる。全決で食事を振舞ってい … 続きを読む

「民王R」“秋保”黒川想矢と入れ替わった“泰山”遠藤憲一、若者の闇を知る 「いろいろ考えさせられて、ちょっと泣きそう」

ドラマ2024年11月20日

 遠藤憲一が主演するドラマ「民王R」(テレビ朝日系)の第5話が、19日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、2015年に遠藤憲一・菅田将暉のW主演で放送された痛快政治エンターテインメント「民王」の続編で、総理大臣・武藤泰山(遠藤 … 続きを読む

「ウイングマン」菊地姫奈、大原優乃のアクション、桂氏の出演に反響 「大原優乃と菊地姫奈が特に光ってた」

ドラマ2024年11月20日

 藤岡真威人が主演するドラマ「ウイングマン」(テレビ東京系)の第5話が、19日深夜に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、特撮オタクの高校生・広野健太(藤岡)が、異次元から来たアオイ(加藤小夏)のドリムノートに、空想のヒーロー“ウ … 続きを読む

Willfriends

page top