【2.5次元インタビュー】須賀健太&遊馬晃祐&有田賢史 演劇「ハイキュー!!」卒業に向けて「最後まで変わらず貫き通す」

2018年10月18日 / 17:00

 主演の須賀健太をはじめ、烏野高校排球部のメンバーを演じるキャストたちが卒業することも発表され、さらなる注目を集める、ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」“最強の場所(チーム)”が10月20日に開幕する。本作は『週刊少年ジャンプ』(集英社刊)に連載中の古舘春一の青春バレーボール漫画「ハイキュー!!」を原作に、まるで実際のバレーボールの試合を見るかのような最新映像テクノロジーを駆使した表現と、熱い人間ドラマを描いた演劇で多くの観客を魅了してきた。“最強の場所(チーム)”では、春の高校バレー宮城県予選が描かれる。公演を直前に控えた、主人公・日向翔陽役の須賀と及川徹役の遊馬晃祐、牛島若利役の有田賢史に、作品への思い、そしてそろって出演した2.5Dオフィシャル番組「What’s 2.5D?」の収録について話を聞いた。

(左から)牛島若利役の有田賢史、日向翔陽役の須賀健太、及川徹役の遊馬晃祐

-「What’s 2.5D?」(2.5Dの魅力を伝える日本2.5次元ミュージカル協会公式番組)の収録、お疲れさまでした。いかがでしたか。

須賀 番組には、この3人のほかに、岩泉一役の小波津亜廉と、天童覚役の加藤健も出演していて、初めて一緒に番組に出演するメンバーだったのですが、しっかりと盛り上がったのでよかったです(笑)。「すっぴんキャスト」という、ありのままの自分たちを見せるコーナーだったので、みんなの自然な感じが出ていてよかったんじゃないかなと思います。(有田)賢史は、緩さ代表ですから(笑)。

有田 しっかりしているつもりなんですけどね。

須賀 それがかわいいんですよ。ニコニコしていて。

-収録ではどんなお話をされたんですか。

須賀 ちょうど今、稽古中なので、稽古についてや、作品について話しました。僕と(遊馬)晃祐はこの作品に関わってから3年たつので、過去の作品についても話しています。

遊馬 めちゃくちゃ濃い話をたくさんしました。

有田 僕は、足を長く見せようとしてすみませんという、ざんげをさせられました。

須賀・遊馬 あははは。

有田 周りのキャストがみんな、足が長いんですよ。

須賀 どうやって足を長く見せていたかはぜひ本編でご確認ください!(笑)。

-楽しみです(笑)。では、公演についてもお聞かせください。公演を控えた、今の率直なお気持ちをお聞かせください。

有田 僕が演じる牛島が率いる白鳥沢学園高校は、メンバー全員登場するのは今回の公演が初になります。僕たちが新しい風を吹かせることで、今回の公演が今までで一番よかったと思ってもらえるような、そんな公演にしたいと思っています。

遊馬 僕たち青葉城西高校は1年半ぶりの出演になります。1年半、それぞれに違う現場を経験し、さらに今回は新メンバーも入ったことで、今、新たにチーム作りをしています。チーム感を大事にすることを意識しているのですが、いい段階を踏めていると思います。

須賀 今回、大々的に卒業をうたっていますが、僕たちはまだ実感がないんです。いつも通りの稽古場で、烏野はいつも通り、どのチームよりも楽しんで稽古をしている。言い方が正しいか分からないのですが、遊びながら稽古をしているような感じがある。それは烏野の魅力でもあると思うので、そこは最後まで変わらず貫き通していきたいと思います。

-卒業するという実感は、千秋楽を迎えてから感じるものなのでしょうか。

須賀 そうだと思います。学校を卒業するときも、卒業式になってようやく実感したりするじゃないですか。それと同じだと思います。烏野にとって卒業式がどのタイミングに当たるかは分からないですが…。でも、壮麗でありたいという気持ちは強いです。今まで、常に全力で、そのときのベストを尽くしてきた。今回で卒業だからといってそれが変わるわけでもないので、一公演ずつ、変わらずにやっていきたいと思っています。

 
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