山田涼介、実写『ハガレン』完成に自信たっぷり 「とんでもない作品が生まれた」

2017年10月3日 / 17:29

山田涼介と共に会見に出席した(左から)曽利文彦監督、松雪泰子、本田翼、ディーン・フジオカ

 映画『鋼の錬金術師』完成報告会見が3日、東京都内で行われ、出演者の山田涼介(Hey!Say!JUMP)、本田翼、ディーン・フジオカ、松雪泰子と曽利文彦監督が出席した。

 本作は、幼き日に最愛の母親を亡くした兄エドと弟アルの波乱に満ちた冒険と成長の物語を描いた、荒川弘氏による同名漫画を実写映画化。

 エドワード・エルリック役の山田は、演じた役柄と同じ金色に染めた髪について「この作品に対する、自分なりの思いが少しでも伝わればいいなと思って。今日のために染めてきました」と明かした。

 撮影から約1年、邦画史上最大規模のVFXと新技術を取り入れての完成に「自分で言うのもなんですが、日本映画からとんでもない作品が生まれたなと僕自身思っています」と自信たっぷり。

 「素直に、すごいものを見ちゃったなという感覚。初めて『ハリー・ポッター』を見た時のような、これが日本でできちゃうんだという衝撃がありました」と語った。

 フルCGのアルをはじめ、後からCGが施されることを想定しての撮影を「エド役の山田くんが何もないところを殴っていたりして、どうなっちゃうんだろうと…」と不安もあったという本田。完成した作品を見て「現場で感じていた不安が全部なくなったし、想像を遥かに超えて返ってきたので感動しました」と同じく自信をのぞかせた。

 荒川氏からは「原作への寄り添い方とずらし方が絶妙で、原作ファンの皆さんにも『こう来たか!こう来たか!』って、全編飽きることなく、楽しんでいただけると思います」などと感想が寄せられた。

 これに対して山田は「非常にうれしいです。僕も翼ちゃんも原作のファンなので、やっていいのかなと禁忌に手を出している感覚があった」と明かした。

 また、幼なじみを演じた本田とは「普段のやり取りは本当にエドとウィンリィみたいな感じ」と振り返り、「さっきも『また背縮んだ?』みたいに言われるし。本番前にそんなことを言ってくる女優さんはいないですからね」とふてくされ気味に明かして笑わせた。

 映画は12月1日から全国ロードショー。


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