草刈民代、夫以外の監督映画に初出演!  「汚れ役」と呼ばれるも「そうは思っていない」

2017年9月14日 / 10:28

奔放な母親役を演じた草刈民代

 映画『月と雷』の完成披露試写会が13日、東京都内で行われ、出演者の初音映莉子、高良健吾、草刈民代、藤井武美、木場勝己、安藤尋監督が登壇した。

 本作は、『八日目の蝉』『紙の月』などで知られる角田光代氏の長編小説を映画化。幼少の時に母が家出をし、“普通の家庭”を知らずに大人になった泰子(初音)の前に、かつて半年間だけ一緒に暮らした父の愛人の息子・智(高良)が現れる。

 周防正行監督の妻である草刈は「主人の映画以外はなかなか出していただくチャンスがなかったのですが、安藤監督に声を掛けていただいて、周防監督以外の作品に(実写では)初めて出演させていただくことができました」と笑顔で報告した。劇中では智の母親で、世話してくれる男を渡り歩く自由奔放な直子を演じる。直子は昼間から酒を飲み、タバコをふかすような女性で、「取材でも『こういう汚れ役をやるのに、ちゅうちょはなかったのですか?』と聞かれました。私は汚れ役だと思って受けたつもりはなかったんですが…」と苦笑い。「新聞などにも“汚しメーク”なんて書かれましたが、汚してないんですよ! そんなにひどく見えたのかな…?とちょっと傷つきました」と笑わせた。

 「自分の素の部分が見えてしまうと失敗だと思って、それが見えないように工夫しながら演じていた」という草刈。「かえって今までやった役とはかけ離れた役のように見えたのなら、それは良かったのかな」と話した。

 安藤監督は「直子は映画の風景を背負うような、存在感が非常に重要な役。それを100%やっていただけたのが草刈さんだった」と熱演に感謝。高良も、草刈の印象について「とにかくかっこいい。ずっと体を使い体と向き合ってきた人なので、体の動きなどもすごく勉強になりました」と尊敬の眼差しを向けていた。

 映画は10月7日から公開。

(左から)木場勝己、初音映莉子、草刈民代、高良健吾、藤井武美、安藤尋監督


芸能ニュースNEWS

KLP48がアイドル×プロレスのイベントに参戦

2025年10月31日

 マレーシアを拠点に活動するAKB48の海外姉妹グループ・KLP48が11月15日、マレーシアで「アイドル」と「プロレス」をコラボさせたイベント「GOOD LIFE presents LOVE&PEACE」に登場する。  このイベントは、世 … 続きを読む

河合優実「監督のコメントを記事に書いてください」 『エディントンへようこそ』ジャパンプレミア

映画2025年10月31日

 東京都内で開催中の第38回東京国際映画祭で30日、『エディントンへようこそ』(12⽉12⽇公開)のジャパンプレミアが実施され、来⽇中のアリ・アスター監督が上映後に舞台あいさつを行った。また、アスター監督のファンを代表して、河合優実が花束ゲ … 続きを読む

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「初日舞台をいっさい見せないところにかえって想像力が働く」「演劇には映画やドラマにはない面白さがあるね」

ドラマ2025年10月30日

 「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第5話が、29日に放送された。  脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総勢25人超の … 続きを読む

「スクープのたまご」“日向子”奥山葵が墓地で緊迫の張り込み 「週刊誌の仕事も大変」「日向子、頑張れ」

ドラマ2025年10月29日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第4話が、28日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新 … 続きを読む

「新東京水上警察」瀕死の“藤沢”中尾明慶が犯人の爆破を阻止 「中尾明慶の迫真の演技とせりふが沁みて泣いた」

ドラマ2025年10月29日

 佐藤隆太が主演するドラマ「新東京水上警察」(フジテレビ系)の第4話が、28日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、水上警察を題材にし、佐藤隆太演じる碇拓真刑事と水上警察署のチームが、東京の海や川を警備艇で駆け巡り事件を追う、大 … 続きを読む

Willfriends

page top