鈴木砂羽、“土下座強要”を否定 「罵声を浴びせた事実もございません」

2017年9月14日 / 10:57

 女優の鈴木砂羽が初演出と主演を務める舞台「結婚の条件」が13日、都内の新宿シアターモリエールで初日を迎えた。

 同舞台を巡っては、出演予定だった女優・鳳恵弥と牧野美千子が、“土下座強要”など「鈴木氏から人道にもとる数々の行為を受けた」として開幕直前に降板するトラブルが発生。この日は、終演後に鈴木が報道陣の前に立ち、自ら説明を行った。

 今回の告発に対し、鈴木は「ここではっきり否定させていただきますが、土下座、それから人道的に彼女の人格や尊厳をめちゃくちゃにするような罵声を浴びせた事実もございません」と真っ向から否定。「ひたすら演出家として、彼女とコミュニケーションを取っていたつもりでした」と釈明した。

 「そういう(強要とも捉えられる)シーンになったことはあった?」という問いには「ありません。あの時は、みんなにダメ出しをしていた。一人ひとりの役者さんにオーダーしているときだったので」と説明。改めて「土下座という状況ではなかった」とした。

 また「2人の女優さんが降板の意志を固める前に、鈴木さんが代役を決めてしまったと言っているが」との指摘にも反論。“土下座騒動”のあった翌日に「2人はここには来ない。どうやら降板するらしい」と関係者から伝えられ、「それはどういうことですか?」と鈴木自身もとても驚いたと説明した。

 その後、改めて2人の降板意思が伝えられ「私は彼女たちと話もしていない」と動揺したという鈴木。「もう本番2日前だったので、慌てて私と演出助手、劇団員、みんなで自分たちの知っている役者さんたちに声を掛けようとなって。(代役候補の)役者さんたちには『彼女たちが戻ってくる可能性があるかもしれないから、電話するまでもうちょっと待っていて』と言いました」とギリギリまで待つ姿勢だったと強調した。

 「初日に開幕できないことだけはどうしても避けたかった」といい、現在の心境について「とても気分が高揚しているのですが、舞台を作るのは長い道のり。お芝居を作るというのには、いろんな踏んだり蹴ったりもある。それもいろんな意味でいい経験。本当に演出家として勉強させていただきました」と話した。

 最後は涙ながらに「本当に(開幕)できないと思った。代役の方も必死に2日間でセリフを覚えて頑張ってくれたことに感謝しかありません」と語り、「やっぱりお芝居が好きです。千秋楽までもっと良くします」と声を振り絞った。


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