三浦友和“結婚記念日”に最優秀男優賞を受賞 「今日は、帰って妻と喜びを分かち合いたい」

2016年11月19日 / 21:52

最優秀男優賞を受賞した三浦友和

 「第8回TAMA映画賞授賞式」が19日、東京都内で行われ、最優秀男優賞を受賞した三浦友和、オダギリジョーほかが登壇した。

 本賞は、多摩市および近郊の市民からなる実行委員が「明日への元気を与えてくれる“いきのいい”作品・監督・俳優」を、映画ファンの立場から感謝を込めて表彰するもの。三浦は『64-ロクヨン-』『葛城事件』での演技が評価されて今回の受賞となった。

 直前には、オダギリが「11月19日というのは、あの有名な…松崎しげるさんの誕生日。まさかそんな日に僕が賞を頂けるなんて」とあいさつして会場の爆笑をさらっていたこともあり、マイクの前に立った三浦は「オダギリさんの後はやりづらい…」と苦笑い。

 それでも「11月19日は、偶然ですが私たちの結婚記念日です」と告白。観客から大きな拍手を受けながら「こうやって俳優を続けていられるのも妻(山口百恵)のおかげだと心から思っています。今日は帰って喜びを分かち合いたいと思います」と幸せいっぱいの“夫婦愛”をアピールした。

 『葛城事件』では、屈折した愛情で家族を支配する父親を熱演したが、「モンスターのような父親を演じた感想は?」という質問には、「こういう人よくいるんですよ。本当に見かけるんです。僕の友人も『自分を見ていたみたいだ』と随分反省材料になったみたいで」と意外な答えを口にした。

 また、撮影での苦労については「劇中で『3年目の浮気』を歌うところがあるのですが、本当に難しかった。本当ですよ。あの役柄で歌わなきゃいけないので」と真面目に語ったところで「普段の美声で歌えないから」と付け足し、会場の笑いを誘った。

受賞者は以下の通り。

最優秀男優賞 三浦友和『葛城事件』『64-ロクヨン-』、オダギリジョー『オーバー・フェンス』『FOUJITA』

最優秀女優賞:小泉今日子『ふきげんな過去』、蒼井優『オーバー・フェンス』『岸辺の旅』『家族はつらいよ』

最優秀新進男優賞:若葉竜也『葛城事件』、村上虹郎『ディストラクション・ベイビーズ』『夏美のホタル』『さようなら』

最優秀新進女優賞:松岡茉優『ちはやふる -下の句-』『猫なんかよんでもこない。』、小松菜奈『ディストラクション・ベイビーズ』『黒崎くんの言いなりになんてならない』『バクマン。』『ヒーローマニア -生活-』

最優秀作品賞:『オーバー・フェンス』(山下敦弘監督、及びスタッフ・キャスト一同)、『団地』(阪本順治監督、及びスタッフ・キャスト一同)

特別賞:真利子哲也監督&柳楽優弥及びスタッフ・キャスト一同(『ディストラクション・ベイビーズ』)、鈴木卓爾及びスタッフ・キャスト一同(『ジョギング渡り鳥』)

最優秀新進監督賞:前田司郎監督『ふきげんな過去』、小泉徳宏監督『ちはやふる -上の句-』『ちはやふる -下の句-』


芸能ニュースNEWS

「スクープのたまご」事件班が総出で“連続不審死事件”の真相に迫る 「ニコちゃんが優し過ぎて怪しい」「まだまだ謎が多い」

ドラマ2025年12月3日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第9話が、2日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新人 … 続きを読む

「娘の命」“沙織”新川優愛は最強過ぎるモンスター 「レイコは勝てるのか」「優奈の夫とはどういう関係?」

ドラマ2025年12月3日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第9話が、2日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いやっ … 続きを読む

「新東京水上警察」“碇”佐藤隆太、“礼子”山下美月の好意に気付く!? 「碇さん、自分に向けられる好意には鈍い系?」

ドラマ2025年12月3日

 佐藤隆太が主演するドラマ「新東京水上警察」(フジテレビ系)の第9話が、2日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、水上警察を題材にし、佐藤隆太演じる碇拓真刑事と水上警察署のチームが、東京の海や川を警備艇で駆け巡り事件を追う、大迫 … 続きを読む

「じゃあつく」ラストの“勝男”竹内涼真の思いに反響 「今なら最強のカップル」「ハッピーエンドになってほしい」

ドラマ2025年12月3日

 夏帆と竹内涼真がW主演するドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS系)の第9話が、2日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、“恋人ファースト”ゆえに自分を見失ってしまった山岸鮎美(夏帆)と、“料理は女が作って当たり … 続きを読む

「ちょっとだけエスパー」「来た! 岡田将生の闇落ち演技」「すごみが増してきた。もう“ちょっとだけ”どころじゃない」

ドラマ2025年12月3日

 「ちょっとだけエスパー」(テレビ朝日系)の第7話が、2日に放送された。  本作は、会社をクビになり、人生詰んだサラリーマン(大泉洋)が、“ちょっとだけエスパー”になって世界を救う姿を描く完全オリジナルのSFラブロマンス。脚本は野木亜紀子氏 … 続きを読む

Willfriends

page top