東国原英夫「初舞台は知事より大変」 一部“少なめ”の髪形に変更

2016年7月22日 / 19:17

ユウイチ役の東国原英夫(左)とミツエ役の藤田弓子

 舞台「ペコロスの母に会いに行く」の公開舞台稽古が22日、東京都内で行われ、出演者の藤田弓子、東国原英夫、仁科亜季子ほかが登壇した。

 本作は、認知症の母ミツエと還暦を過ぎた息子ユウイチのおかしくも心温まる日々を描いた、同名コミックエッセーを舞台化。

 「事実上の初舞台」という東国原は、意気込みを問われると「感想はありません。とりあえず目の前の与えられた仕事を精いっぱいやるだけ。必死です。ものすごい焦ってます」と早口でまくし立てた。

 「宮崎県知事とどっちが大変?」という質問にも「舞台の方が全然大変。慣れないので」と苦笑い。「皆さんに迷惑を掛けないようにというのが第一のモットー」と控えめに語りつつ、「この舞台に出るから都知事選は諦めた?」という質問には「それも理由の一つです」と冗談めかして答えた。

 今回、東国原はユウイチを演じるに当たって髪形も一部“少なめ”に変更。「かつらにするか地毛にするか、制作の方と話したんだけど、できるだけ地毛でやりたかった。どれぐらい切ったらユウイチ本人に近づくかなと思って、昨日試しで切ったらOKをもらえた」と笑顔を見せた。

 そんな東国原に母親役の藤田も「役者魂ですね」と感心した様子。「私は(東国原が)デビューした“そのまんま”の時から知っている。随分バラエティーなどで親子役をやったけど、すごく新鮮。これまでのいろいろ蓄積されたものが今の役に生きている。素晴らしい“新人”です」とエールを送った。

 また、本舞台のテーマは認知症。実際に、認知症の母親を持つ東国原は「そこを伝えたかったから引き受けた。やっぱり介護には非常に厳しい現場がある。当時者として分かっていますから。そこを前向きに明るい希望を持ってもらえるような、一服の清涼剤にしていただきたい」と出演のきっかけを明かした。

 今後、認知症患者の増加が予想される社会情勢にも触れ「本当にみんなが(介護の)当事者になると思います。『そんなにボケるのは悪くないんだ』という芝居のせりふがある。それを皆さんに伝えられたらと思います」と語った。

 舞台は23日~31日、都内、天王洲銀河劇場を皮切りに、長崎、福岡、愛知など全国8カ所を巡演。


芸能ニュースNEWS

山下美月「職業イケメンです!みたいな」 永瀬廉「ホストやん(笑)」 来年1月ドラマ「御曹司に恋はムズすぎる」で初共演

ドラマ2024年11月25日

 来年1月7日放送のドラマ「御曹司に恋はムズすぎる」(カンテレ・フジテレビ系毎週23時放送)の取材会が19日、東京都内で行われ、主演の永瀬廉(天堂昴役)とヒロインの山下美月(花倉まどか役)が登壇した。  本作は、大手アパレルメーカーの会長の … 続きを読む

「バントマン」「ヒーローの言葉は胸に響く」「空振りしてもめげずに笑うのが藤堂さんの良さ」

ドラマ2024年11月25日

 鈴木伸之が主演するドラマ「バントマン」(東海テレビ・フジテレビ系)の第7話が、23日に放送された。  本作は、中日ドラゴンズの全面協力で実現したスポーツ・エンターテインメントドラマ。元プロ野球選手の主人公・ヒーローこと柳澤大翔(鈴木)が戦 … 続きを読む

「海に眠るダイヤモンド」「鉄平を探せ!」「考察するにはまだいろいろなことが足らな過ぎる」

ドラマ2024年11月25日

 日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」(TBS系)の第5話が、24日に放送された。  本作は、未来への希望と活力に満ちた高度経済成長期の長崎県・端島と、どこか閉塞感が漂う現代の東京。70年の時を超え、2つの異なる場所をつなぐ若者たちと家族の物語 … 続きを読む

「わた恋」“黒澤”菊池風磨と“葵”久間田琳加の冒頭シーンに反響 「イチャコラがリアルでほほ笑ましい」「風磨くんの筋肉美がすごい」

ドラマ2024年11月24日

 菊池風磨が主演するドラマ「私たちが恋する理由」(テレビ朝日系)の第7話が、23日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、オフィスを舞台に“笑わない”寡黙(かもく)な上司・黒澤智也(菊池)と、部下の森田葵(久間田琳加)をはじめ6人 … 続きを読む

「わたしの宝物」“宏樹”田中圭のラストの決断に賛否の声 「驚いた」「モラハラをみじんも反省しないのはどうなの」

ドラマ2024年11月22日

 松本若菜が主演するドラマ「わたしの宝物」(フジテレビ系)がの第6話が、21日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、夫以外の男性との子どもを、夫との子と偽って産んで育てる「托卵(たくらん)」を題材に、“大切な宝物”を守るために悪 … 続きを読む

Willfriends

page top