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連続ドラマW「荒地の恋」の特別試写会が17日、東京都内で行われ、出演者の鈴木京香、豊川悦司、渡邊孝好監督が登場した。
1970年代後半から80年代を舞台にしたこの作品は、53歳の男が許されざる恋に落ちた時、詩人として、ひとりの人間として「言葉」を取り戻していく姿を描く。
今回、鈴木が演じるのは夫の親友である詩人・北沢(豊川)と禁断の恋に落ちる人妻・明子。共感する部分を尋ねられた鈴木は、「明子という女性は端から見たらいけないところや、強引すぎるところもあると思う。でも、詩人の仕事と人柄をほれ抜いて、“側で見ていたい”という自分の気持ちに忠実になり、覚悟を持って愛した」姿には心打たれるものがあったと明かし「それほど自分は大胆でもないし、勇気もないですが…、女性として魅力を感じますね」とほほ笑んだ。
また今回、ドラマで共演するのは約10年ぶりとなった2人。感想を問われた豊川は「何と言っても鈴木京香、知らない日本人は1人もいない。たぶん紅白歌合戦と同じレベルだと思う。そういう意味ではすごく光栄ですし、彼女の持っているオーラにどっぷり浸って仕事できたことは喜びでもありました」と照れながら告白。
明子の魅力についても「一言で言うのは難しい。僕にとって明子は鈴木京香さん。鈴木さんが演じる明子にどんどんほれていったので…、まさに(好きなのは)今ここにいるこの人です。みんなほれちゃうよね?」と語り、笑いを誘った。
鈴木も、豊川の印象を「前回と同様、“背中で語れる方”なんだなと実感しました。普通に歩いている後ろ姿や、縁側にたたずんでいる後ろ姿だったり、とにかく詩人の苦労を押し隠して淡々としているのに、ムードが出る。本当にステキな方だなと思って…。今回も、ご一緒できて幸せな時間でした」と振り返った。
一方で、俳優の長谷川博己と交際が報じられている鈴木。先月はツーショットを写真週刊誌に撮られたとあり、退場間際には「交際は順調ですか?」「ご自身の恋も荒れ地ですか?」などと質問も飛んだが、声は届かなかったようで、鈴木は応えることなく会場を後にした。
ドラマはWOWOWで2016年1月9日、午後10時から毎週土曜日にオンエア。全5話。
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