本木雅弘「目に見えない力に守られていると感じた」 昭和天皇役に17歳の息子が「これは見てみたい」

2015年8月8日 / 15:07

 (左から)原田眞人監督、松坂桃李、役所広司、本木雅弘、神野三鈴

 映画『日本のいちばん長い日』の初日舞台あいさつが8日、東京都内で行われ、出演者の役所広司、本木雅弘、松坂桃李、神野三鈴と原田眞人監督が出席した。

 本作は、半藤一利氏の同名ノンフィクションを映画化。太平洋戦争終結の舞台裏で日本の未来を信じ、戦争を終わらせるために戦った実在の人々を描く。

 昭和天皇を演じた本木は「うちの食卓では、それこそ戦争などをテーマに語り合うことはあまりないのですが、17歳の息子が今日は珍しく“これは見てみたい”ということで今見ていました。普段は私の仕事に興味を示さない息子から、今日帰ったらどんな感想が飛び出すのか個人的にも楽しみです」とあいさつした。

 また、完成披露の際に昭和天皇を演じたことについて「賛否両論受けるつもりですが、個人的にはお叱りを受けながら早く楽になりたいというのが本音」と語った本木。

 無事に初日を迎え「少しは風穴が開いた感じで呼吸ができそうな感じですが…」と笑みをこぼしつつ、「プレッシャーは浴びるほどに感じていました。周りの空気全部がプレッシャーで境目が分からないぐらいだった」と明かした。

 本木は「戦後70年ということで街の中でも雑誌やテレビの中でも(戦争に関する)特集が組まれていて自分の中でも発見することがたくさんあり勉強になった」と語り、「やはり演じ終わってもなお、昭和天皇、そして皇室のある国の一員として目に見えない力に守られているということは感じています。その安心感が緊張しながらの撮影の中でも自分の背中を押してくれたんじゃないかと思う」と振り返った。


芸能ニュースNEWS

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「舞台っぽいドラマだけど慣れてくるとどハマりする」「小さな声でしかせりふが読めないトニー(市原隼人)に持っていかれた」

ドラマ2025年10月16日

 「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第3話が、15日に放送された。  脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総勢25人超の … 続きを読む

「スクープのたまご」週刊誌の記者“日向子”の奮闘に「胸が打たれた」 「大きな事件の真相を暴く話になりそうで楽しみ」

ドラマ2025年10月15日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第2話が、14日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新 … 続きを読む

長尾謙杜&山田杏奈、ティーンのお悩みに胸キュン 『恋に至る病』公開直前!ティーン限定お悩み相談会

映画2025年10月15日

 長尾謙杜(なにわ男子)と山田杏奈が10月14日、都内で行われた映画『恋に至る病』公開直前イベントに出席し、ティーン限定のお悩み相談会を実施した。  本作は、TikTokで200万回再生を超える大反響を呼んだ作家・斜線堂有紀による衝撃の恋愛 … 続きを読む

「娘の命」“レイコ”齊藤京子の斬新な復讐劇に反響 「突然の“タイタニックごっこ”は元気が出た」

ドラマ2025年10月15日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第2話が、14日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いや … 続きを読む

「じゃあ、あんたが作ってみろよ」“勝男”竹内涼真の演技に爆笑 「肌着姿&顆粒だしが最高」「憎めなくてかわいい」

ドラマ2025年10月15日

 夏帆と竹内涼真がW主演するドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS系)の第2話が、14日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、“恋人ファースト”ゆえに自分を見失ってしまった山岸鮎美(夏帆)と、“料理は女が作って当た … 続きを読む

Willfriends

page top