山田孝之、オーディション審査員でドギマギ 立場が逆で「ほとんど見られなかった」

2015年7月30日 / 21:48

トークショーに出席した山田孝之

 今年4月~6月にTBSで深夜に放送された連続ドラマ『REPLAY&DESTROY』のBlu-ray&DVD発売記念トークイベントが30日、東京都内で行われ、主演の山田孝之と監督・脚本を手掛けた飯塚健氏が出席した。

 このドラマは、男3人が暮らすシェアハウスが舞台。映画監督を目指す日本一偉そうなフリーター・横山要(山田)とその仲間たちが、周囲で起こる気になる出来事や悩める他人に無理やり関わっていき、「屁理屈と無駄話によって何かが変わる瞬間」に立ち会ってゆく。

 今回、出演者としてのみならず企画者としてもクレジットされた山田は「(企画に)加わったといっても今回は勉強させてもらったようなもの。こういうのどうですか? とちょっと案を出したぐらい」と控えめながら「いろいろ出来るようになるための第一歩の場を与えてもらった感じ」と感謝を述べた。

 また、その一環として出演者のオーディションにも関わったという山田は「いや~、あれはきつかったですね」とあらためて回顧。「一応事前に告知はしていたんですが、中にはちゃんと伝わってないこともあって。僕が座っていると“なんでいるんだ、あいつ!”みたいになって。僕もすみません…、みたいな。だからほとんど(応募者を)見られなかったです。向こうもやりづらいだろうなと思って」と苦笑いで振り返った。

 一方で、めぼしい人が現れたときには、山田を加えて実際にシーンを演じてもらうこともあったといい、飯塚氏は「とてもぜいたくなオーディションだった」と断言。

 山田も「そういえばクリスマスだった。その日にオーディションに来る時点で意気込みがすごい。正直、言い訳すれば来ないこともできる。それでも来てくれたので“こいつらはきっとやるやつなんだぞ”と思いました」と白熱した現場の様子を明かしていた。


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