エンターテインメント・ウェブマガジン
ほぼ週刊映画コラム2024年3月28日
『オッペンハイマー』(3月29日公開) 才能にあふれた物理学者のロバート・オッペンハイマーは、第2次世界大戦中、核開発を目的とした米政府のマンハッタン計画において、原子爆弾開発プロジェクトの委員長に任命される。 だが、実験での原爆の威力を目の当たり・・・続きを読む
ほぼ週刊映画コラム2023年4月7日
『ザ・ホエール』(4月7日公開) まだ40代のチャーリー(ブレンダン・フレイザー)は、同性のパートナーだったアランを亡くして以来、過食と引きこもりの生活を続けたせいで、自由に身動きが取れないほど肥満していた。 チャーリーは、アランの妹で看護師のリ・・・続きを読む
ほぼ週刊映画コラム2021年10月14日
黒澤明監督の『羅生門』をほうふつとさせる『最後の決闘裁判』 1386年、百年戦争のさなかの中世フランスを舞台に、実際に行われたフランス史上最後の「決闘裁判」を基にした歴史ミステリー。アカデミー脚本賞を受賞した『グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち』(9・・・続きを読む
ほぼ週刊映画コラム2020年4月9日
前回は、ウイルスの恐怖を描いた『復活の日』(80)と『アウトブレイク』(95)を紹介したが、もう一本、忘れてはならない映画がある。未知のウイルスによる感染症がアメリカで発生し、やがて世界中にまん延していく様子を描いた『コンテイジョン』(11)だ。 ・・・続きを読む
ほぼ週刊映画コラム2020年1月9日
実話を基に1960年代のカーレース界を描いた『フォードvsフェラーリ』が1月10日から公開される。 1959年、ル・マン24時間耐久レースで優勝した米国人のキャロル・シェルビー(マット・デイモン)。だが心臓を悪くした彼は、車のデザイナー兼セールスマンに転身す・・・続きを読む
TOPICS2020年1月6日
映画『フォードvsフェラーリ』公開記念イベントが6日、東京都内で行われ、本作のアンバサダーに就任した堂本光一(KinKi Kids)が出席した。 本作は、1966年のル・マン24時間レースを題材に、カーデザイナーのシェルビー(マット・デイモン)と破天・・・続きを読む
TOPICS2016年8月18日
映画『ジェイソン・ボーン』のジャパンプレミアが18日、東京都内で行われ、来日中のマット・デイモンが登場した。 屋外で実施されたこの日のレッド・カーペットイベント。途中、小雨が降り出したものの、一緒に写真撮影をしたりサインをしたりと、最後まで笑顔でファン・・・続きを読む
ほぼ週刊映画コラム2016年2月6日
火星に一人取り残された男のサバイバルの様子をダイナミックに描いた『オデッセイ』が公開された。 火星での探査中に、激しい嵐に巻き込まれ、行方不明となったマーク・ワトニー(マット・デイモン)。他の乗務員は彼が死んだものと思い火星を去るが、どっこいワトニ・・・続きを読む
ほぼ週刊映画コラム2014年7月12日
マット・デイモン主演の『ボーン~』シリーズを製作・監督したダグ・ライマンが、トム・クルーズを主演に迎えて撮ったSF大作『オール・ユー・ニード・イズ・キル』が4日から公開された。 ザ・ビートルズの「オール・ユー・ニード・イズ・ラヴ=愛こそはすべて」と・・・続きを読む
ほぼ週刊映画コラム2013年10月26日
ナオミ・ワッツがダイアナ元英皇太子妃を演じた『ダイアナ』に続き、今年の晩秋は、実話を基に、実在の人物を主人公にした映画の公開が目白押しとなる。 ネタ不足に悩む映画界にとって「事実は小説よりも奇なり」の面白さを持つ伝記物はおいしい素材だが、劇映画はド・・・続きを読む