黒柳徹子「引退は後見人のマッチに委ねる」 親友の大山のぶ代を心配

2015年5月16日 / 13:31

 囲み会見を行った黒柳徹子

 舞台「ルーマーズ~口から耳へ、耳から口へ~」の公開舞台稽古&囲み会見が15日、東京都内で行われ、主演の黒柳徹子が出席した。

 本作は、黒柳主演の海外コメディーシリーズの第29弾。今回は過去に三度上演された芝居をリニューアルして上演する。

 黒柳は「せりふ劇なのでお客さまがいらっしゃって笑っていただけるのをとても楽しみにしています。演じるのは舞台だけと決めているので、見ていただく2時間半ぐらいの間は笑ってもらって、面白かったなと思って帰っていただければ」と語った。

 また、テレビ朝日系で放送中の「徹子の部屋」が27日に放送1万回を迎えることについて黒柳は「洋服を1万枚着たことがすごいなと思います。ほとんど自前のものなので。ゲストがどなたも当日具合が悪くなったり急病で来なかったということがない。ゲストに事欠かなくて皆さんに来ていただいたことが1万回につながったのだと思います」と喜んだ。

 今後については「今みんなで言っているのは、50年までやろうと。そのころは90歳をちょっと過ぎるくらい。そこまでいけたら面白いなと思っています」と意欲を見せ、「近藤真彦さんが私の後見人みたいになっている。芝居でせりふがうまく出なくなったり発音がうまくできなくなったり、『徹子の部屋』でも受け答えができなくなったら、マッチが『辞めたら?』と言ってくれることになっています。それで引退が決まるので、そこまでは頑張ろうと思います」と明かした。

 最後に、親友で女優の大山のぶ代が認知症を患っていることについて「まったく知りませんでした。3年前ぐらいまではこの芝居にも毎回来てくださっていて、お友だちをたくさん連れてみんなでご飯を食べる、芝居のパトロンみたいな方でもありました」と振り返った。

 大山には「悩んだり苦しんだりすることなく、ずっと暮らしていければと思います」とメッセージを送り、「(夫の)砂川(啓介)さんも、あまり大変になってしまわないよういろいろな人の助けを受けてほしい」と語った。

 舞台は16日から31日まで都内、EXシアター六本木で上演。


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