市川海老蔵が“茶器愛”を熱弁 「全ては芝居に通じるものがある」

2015年5月16日 / 15:11

 「伊藤園 大茶会」に出席した市川海老蔵

 緑茶飲料発売30周年を記念した「伊藤園 大茶会」が16日、東京都内で行われ、歌舞伎役者の市川海老蔵が登場した。

 「毎朝必ずお抹茶を立てている」という海老蔵は、日本のお茶文化について「さまざまな変化があると思う。千利休、織田信長、徳川家康の時代から、近年のお茶の世界は所作、礼儀といった“人との接し方を学ぶ場”になってきている」と語った。

 また、茶器の収集を趣味とする海老蔵は「おかげさまでこだわりがあり過ぎて困っています。特にお茶わんが好きで…」と明かし、苦笑いを浮かべた。

 さらに「茶しゃくにしてもすべてのものに美意識がある。また年月をかけてさまざまな方が(心を)捧げて所有することで、(茶器に)奥ゆかしさ、品格、風格が生まれ、さらに色気みたいな別のものが宿る。現代に生きる上で、そういった物の色気、雰囲気というものを拝見して勉強することで、自分のものにしていけたら。全ては芝居に通じるものがある」と語った。

 また娘の1歳の誕生日には「私が選んだ茶わんをプレゼントした」という海老蔵は「もちろん1歳ですから全然興味は持ってないのですが、彼女が大きくなって、1歳の誕生日に父がくれたものが茶器だったということをどう感じてくれるか…」と期待を込めた。


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