エンターテインメント・ウェブマガジン
NHKの特集番組「真夏の夜の美輪明宏スペシャル(仮)」スタジオ取材会が7日、東京都内で行われ、出演者の美輪明宏、黒柳徹子、有働由美子アナウンサーが出席した。
昨年の「NHK紅白歌合戦」で「ヨイトマケの唄」を歌い話題を集めた美輪。番組では、歌手・美輪明宏の魅力をたっぷりと伝える。またスタジオでは、美輪の人生を振り返りながら、50年来の盟友・黒柳とトークを繰り広げる。
黒柳のエンターテイナーとしての印象を尋ねられた美輪は「私が常に理想としている人間は“感情を理性でコントロールできる人間”。黒柳さんはそういう方のお一人」とコメント。続けて「それでいながら、舞台においては、役者魂というのか…。日本人で初めてブルーのコンタクトレンズを着けてお芝居をされたりと、当時としては感情的になったらできないことを非常に冷静に“これが必要だからこれをやる”という思いで絶対にやり遂げる。そのバランスを尊敬しています」と語った。
一方、黒柳は「歌舞伎以外で、現代劇で男の方が女装した芝居を初めて見たのが美輪さんの『双頭の鷲』。その時に、女を演じる男の人には女には出せない強さがあって、これはとってもかなわないと思った」と語った。
番組はNHK総合で21日午後10時~11時13分に放送。