三浦春馬、ストレートプレー初挑戦  大竹しのぶらとT・ウィリアムズ作品で共演

2015年3月25日 / 15:25

(左から)フィリップ・ブリーン氏、水川あさみ、大竹しのぶ、三浦春馬、三田和代

 シアターコクーン・オンレパートリー2015「地獄のオルフェウス」の制作発表が25日、東京都内で行われ、演出を手掛けるフィリップ・ブリーン氏と出演者の大竹しのぶ、三浦春馬、水川あさみ、三田和代が出席した。

 本作は米の劇作家・テネシー・ウィリアムズの傑作戯曲。

 主演の大竹は「まったく初めてで、信頼感がない状態で演出家と向き合うことがこんなにドキドキすることかと久しぶりに味わっています。どういう演出をして私たちをどこに連れて行ってくれるか何も分からない。すっごく面白くなるか……」と言葉を詰まらせ、「絶対すごく面白くなる予感がします」と言い直して笑わせた。

 ストレートプレー初挑戦となる三浦は「諸先輩方の中で素晴らしい戯曲と向き合い、1カ月自分とも作品とも向き合える機会を頂けたことは本当にうれしく思っています」と喜びを語るとともに、「こんな機会は僕の一生の中でもあるかないかだと思っているので、稽古に入ったら一瞬一瞬を大切に過ごしていければと思います。疑問があれば諸先輩方に遠慮せずに、胸を借りる思いで頑張っていきたい」と熱く意気込んだ。

 水川は「演劇の経験がまだまだ浅く、正直言ってこの時点では本当に不安です。怖いです」と本音をのぞかせ、「演じるキャロルという役は自分を表現しようとすればするほど孤立していくようなキャラクターで、露出狂の癖がある女性。自分の中が空っぽになって飢えた状態でお芝居ができたらいいなと思っています」と役作りに意欲を語った。

 また、三田は「出てくる女はみんな三浦くんが好きになって、男はみんな嫉妬するという分かりやすいストーリーでもあります。その上、三浦くんがギターを弾いて歌を歌うんです。これは楽しい芝居になるのではないかと私自身も楽しみに思っています」と心からの期待を寄せていた。

 舞台は東京・渋谷のBunkamuraシアターコクーンで5月7日から31日に上演。


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