中村獅童&小西真奈美、舞台あいさつで涙 獅童「この役に運命的なものを感じた」

2015年2月28日 / 15:29

 映画『振り子』の初日舞台あいさつが28日、東京都内で行われ、出演者の中村獅童、小西真奈美ほかが登壇した。

 本作は、お笑い芸人、鉄拳が一組の夫婦(大介とサキ)の半生を感動的に描いたパラパラ漫画を映画化したもの。

 獅童は、大介役のオファーを受けたのが母親を亡くした直後だったと告白。“時間”をテーマにした本作に共感した理由を「(母が)亡くなる3日ぐらい前にも親子げんかをして、何かの折に“謝らなくちゃ”と思っていた矢先だった…。あの時もっとこうしてあげたらよかったとか、いろいろと思うことがあって。そんな時にこの役に巡り合えて勝手に運命的なものを感じた」としみじみと語った。

 役作りについては「今の中村獅童のまま、全身全霊でぶつかっていける役柄だと思い、現場で感じた気持ちをそのまま素直に演じさせてもらった」と振り返った。

 一方、サキ役の小西も「本当に二人の人生は山あり谷ありだけど、思い出すのは楽しかったシーンばかり。(サキは)一見、耐え忍ぶ(女性)といった印象かもしれないけど、好きだから大さんと一緒にいたい。大さんの夢に乗っかりたいという気持ちだったと自分なりに解釈した」と語った。

 観客への最後のあいさつで、感極まって涙で声を詰まらせた小西を見た獅童は「なんか(涙が)移っちゃったな」とうつむくと、目に涙を浮かべながら「それぐらい僕らの思いが詰まった、愛情たっぷりの作品。今日無事に初日を迎えられて胸がいっぱいです」と声を振り絞った。


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