中村獅童、坂東三津五郎さんをしのぶ 「いい役者になることが最大の恩返し」

2015年2月24日 / 19:05

 映画『振り子』の東京凱旋(がいせん)試写会が24日、東京都内で行われ、出演者の中村獅童、小西真奈美ほかが登壇した。

 本作は、お笑い芸人・鉄拳による一組の夫婦の半生を感動的に描いたパラパラ漫画を実写化したもの。

 「もともと原作が非常に好きだった」という獅童は「ちょうどオファーがあったのが母が亡くなったすぐ後。何とも言えないタイミングだった」と告白。「(母と)一緒に過ごした時間や、あの時もっとこうしてあげたらよかったなと思う中で、“取り戻せない時間”をテーマとしたこの作品だったので、考えるところがいろいろとあった」としみじみと振り返った。

 また、劇中で夫婦を演じた小西の印象については「本当にすてきな女性。どこか隙がないかと探したけど、まったくなかった。天然でほんわかしている」としたが、当の小西は「単にぼんやりしているのかな」と照れ笑いを浮かべた。

 一方、イベント後に21日に亡くなった歌舞伎俳優の坂東三津五郎さんについて聞かれた獅童は「ただただ言えることは、みんなで力を合わせて歌舞伎界を盛り上げ、自分自身もいい役者になって精進していくことが最大の恩返しになると思うので…」とコメント。

 1月13日にも三津五郎さんに会ったといい「入籍の報告とごあいさつで結構、長い時間お話ししたのですが、その時はすごくお元気そうで(結婚を)本当に喜んでくださった。弱っている姿というのを僕自身は見たことがなかった。非常に残念です」と語った。

 映画は2月28日から、角川シネマ新宿、池袋シネマ・ロサほか全国順次公開。


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