ディズニー映画『イントゥ・ザ・ウッズ』のトークショーイベントが２５日、東京都内で行われ、歌手で女優の神田沙也加と演出家の宮本亜門氏がサプライズゲストとして登場した。
本作は、赤ずきん、シンデレラといったおとぎ話の主人公たちの“その後”を描いたミュージカル。神田は２００４年に宮本氏が手掛けた同作の舞台版に赤ずきん役で出演し、ミュージカルデビューを果たした。
当時を振り返った神田は「その時はミュージカルについて右も左も分からない状況で…。自分の技術に確信も無い中、亜門さんが『ちゃんとあなた自身を見て選んだんだから、あなたはあなたのままで自信を持ってそこに立っていい』と言ってくださって。すごく緊張していたけど、その一言で本当に救われました」と感謝を述べた。
さらに「その時の楽しかった思い出が、よりミュージカルをやっていこうという気持ちを強くした」と明かし、「その結果『アナと雪の女王』にも出会えた」と笑顔を見せた。
宮本氏も、オーディション当時の神田について「彼女は本気だった。“絶対舞台女優になる”という意志の下、生半可じゃない熱の入れようで、声も素晴らしかった」と振り返ると「稽古中もけがをしていたのに一切弱音を吐かなかった」とエピソードも披露。神田の今の活躍ぶりを「本当に親のようにうれしい」と喜びつつ、本作を熱くＰＲする神田を見詰め「沙也加、大人になったね～」と感嘆していた。
映画は３月１４日全国ロードショー。