杏、モーゼの妻役で声優初挑戦　母親役を「参考にしたい」

　ファッションショーイベントに出席した杏

　映画『エクソダス：神と王』の公開記念ファッションショーイベントが１６日、東京都内で行われ、モーゼの妻役の日本語吹き替え声優を務めた杏がトークゲストとして出席した。

　吹き替え声優初挑戦となった杏は「合わなかったら合うまでやるというふうに、気持ちを優先してやりました。ドキドキしました」とアフレコを振り返った。ハリウッド作品に携わったことで、今後のハリウッドデビューへの思いを「実際に（自分が）出ている想像はつかないけど、いつかいいお話があったら。憧れますね」と笑顔を見せた。

　モーゼの妻ツィポラの印象を「芯の部分はピュアでかわいらしい、すごくすてきな女性」と語り、結婚式のシーンで実際に着ていた衣装なども展示されていたことから「最初に出てきてすぐ結ばれるという内容だったので、あのシーンか、という感じ。夫婦で声を合わせていかなければならないシーンで、思い出深いです」と明かした。

　自身も新婚の杏は「ちゃんと信じて待つというのはすごい力がある」とツィポラに共感。「長い時代が描かれるのですが、ツィポラは本編の物語の中で妻から母親になっていきます。子どもや家族を守る女性はどんどん強くなっていくんだなというのも見ることができたので、参考にしたいと思いました」と語った。

　映画は１月３０日からＴＯＨＯシネマズ　日劇ほか全国ロードショー。