柴田恭兵、中村雅俊との再会に「いいしわが出来た」 NHK時代劇「風の峠」で共演

2015年1月9日 / 19:14

 (左から)桜庭ななみ、中村雅俊、柴田恭兵

 NHK木曜時代劇「風の峠~銀漢の賦~」の試写会および会見が9日、東京都内で行われ、出演者の中村雅俊、柴田恭兵、桜庭ななみほかが出席した。

 男の友情や使命を描くドラマについて、中村は「歌で言えば久々に骨太なロックバラードを歌ったような実感があって、シンプルな詞でどんどん心に伝わってくるよう」と表現。

 柴田は「中村さんとは30年ぶりぐらいで、お互い見詰め合うと、年を取ったな、いいしわが出来たなと思いました」と再会を喜んだ。

 昨年の大河ドラマ「軍師官兵衛」に黒田職隆役で出演した柴田は、「大河ドラマの撮影が終わるころに(本作の)話をいただいて、1年間官兵衛の父親をやっていたのでそのにおいが出てしまうのではないかという不安が少しありましたが、現場に入って中村さんと会ったら黒田職隆はどこかに行ってしまって、(劇中で演じた)将監に成り切ることができました」と語った。

 中村も「恭兵とは同じ1970年代デビューで同世代。同じ時代を過ごしてきた2人とも、60歳をとっくに過ぎて、表現も落ち着いたおじさんみたいなものになってきていました。このドラマではあのころの自分に戻るようなエネルギーを使う表現の仕方が多くて、非常に気持ち良かった。中年男の青春物のようなドラマになっています」と手応えを語った。

 ドラマはNHK総合で15日午後8時から毎週木曜日に放送。


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