米テレビドラマシリーズ「24-TWENTY FOUR-」で主人公のジャック・バウアー(キーファー・サザーランド)が最も信頼を寄せるクロエ・オブライエンを演じているメアリー=リン・ライスカブが来日し、9日、東京都内で記者会見を開いた。
最新作「リブ・アナザー・デイ」は、前作のシーズン8でロシア外交官殺害の疑いを掛けられて逃亡犯となったジャックが4年ぶりにロンドンに姿を現す。今回は全12話で、世界大戦勃発の危機をはらみながら進行する事態がリアルタイムで描かれる。
今回のクロエは、プライベートで起きた不幸な出来事や政府への反発で荒んだ心を表すかのようにダークなメークでパンキッシュなファッションに身を包んで登場する。
メアリーは「いろんな心情を演技で表現していく今回のクロエは自分としてはチャレンジだったけど、女優としてのやりがいがあった」と満足げ。「ドキドキはらはらしながら見ていただいていると思いますが、その作品にまた出演することができてとてもうれしいです」と語った。
会見には、日本語版の全てでジャックの声を務めている俳優の小山力也も駆け付け、メアリーに花束を贈呈。「初めてお目に掛かるのですが、ずいぶん前からの知り合いのような気がします。ジャックにとってはクロエだけが唯一の味方。裏切らないでください」と声を掛けると、メアリーが「一緒に頑張りましょう」とほほ笑み返す一幕もあった。