吉永小百合&松ケンがアニメ映画『BUDDHA2』で初共演  松ケン自らラブコール

2013年8月18日 / 06:00

タッタ役の松山ケンイチ

 2014年2月8日公開のアニメーション映画『BUDDHA2 手塚治虫のブッダ-終わりなき旅-』のボイスキャストが17日、発表され、前作からの吉永小百合、吉岡秀隆、観世清和(能楽観世流二十六世家元)、水樹奈々の続投に加え、新たに松山ケンイチが参加することが分かった。吉永と松山は本作が初共演となる。

 本作は、漫画家・手塚治虫が独自の解釈で10年の歳月をかけて描いた「ブッダ」をもとに、全3部作でアニメーション映画化した『手塚治虫のブッダ-赤い砂漠よ!美しく-』(11年公開)の続編。第2弾では何不自由のない王子という身分を捨てたシッダールタと、その行く先々で出会う人々との物語が壮大なスケールで展開される。

 手塚作品の大ファンで、特に家族を殺されたコーサラ国軍への復讐(ふくしゅう)に燃える盗賊・タッタに強い思い入れを持っているという松山。第1弾の公開前からタッタを演じたいと自ら熱いラブコールを送っていたことで出演が決定し、松山は「ブッダはとても好きな作品で、思い入れがあるタッタをやらせていただけることはとても光栄に思っています」と喜びを語った。

 さらに、タッタについて「少年時代の特殊な能力がなくなり、人間の性に翻弄(ほんろう)される大人になったタッタをしっかりと演じきりたいと思っています」と熱い意気込みを語った。また、前作でナレーションとチャプラの母の声を務めた吉永は、今作ではシッダールタの母・マーヤー天に役を変えて続投。吉永は「手塚治虫さんの大ファンの私はパート2が作られるのは大変うれしいです。ブッダの母の声で作品をよりわかりやすく見ていただけるよう努めます。楽しみです」と期待を寄せている。

 そのほか吉岡がシッダールタ役、観世がシャカ国の王でシッダールタの父・スッドーダナ王役、水樹がかつてシッダールタが愛した女性・ミゲーラ役で引き続き出演する。

 


関連ニュースRELATED NEWS

芸能ニュースNEWS

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「まさに『ノー・シェークスピア ノー・ライフ』というドラマだった」「最後はうるじい(井上順)もトニー(市原隼人)も楽しげに稽古していてよかった」

ドラマ2025年12月18日

 「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第11話(最終話)が、17日に放送された。  脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総 … 続きを読む

「スクープのたまご」通報かスクープか…週刊誌記者が直面  「『週刊千石』はいいチーム」「人脈と信頼が大切」

ドラマ2025年12月17日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第11話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新人記者・信田日向子(奥山)の目を通して“週刊誌の存在意義 … 続きを読む

「新東京水上警察」最終回、ラストの意味深な人影に考察合戦展開 「まさか黒木? 続編あるのか?」「続編は礼子が刑事に?」

ドラマ2025年12月17日

 佐藤隆太が主演するドラマ「新東京水上警察」(フジテレビ系)の最終話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、水上警察を題材にし、佐藤隆太演じる碇拓真刑事と水上警察署のチームが、東京の海や川を警備艇で駆け巡り事件を追う、大 … 続きを読む

「娘の命」“沙織”新川優愛の狂気が爆発 「レイコの孤独が胸に刺さった」「復讐に成功してほしい」

ドラマ2025年12月17日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第11話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追い … 続きを読む

「ちょっとだけエスパー」「また野木亜希子さんの脚本にやられた」「結局、生きていくことが最大のミッションなんだな」

ドラマ2025年12月17日

 「ちょっとだけエスパー」(テレビ朝日系)の第9話(最終話)が、16日に放送された。  本作は、会社をクビになり、人生詰んだサラリーマン(大泉洋)が、“ちょっとだけエスパー”になって世界を救う姿を描く完全オリジナルのSFラブロマンス。脚本は … 続きを読む

Willfriends

page top