松山ケンイチ「今まで見たことがない自分が映っていた」 蒼井優「自身の居場所はまだ分からない」

2014年3月13日 / 18:48

 映画『春を背負って』の完成披露会見が13日、東京都内で行われ、出演者の松山ケンイチ、蒼井優、豊川悦司、檀ふみ、新井浩文、木村大作監督が出席した。

 本作は、笹本稜平氏の同名小説を映画化。3千メートルを超える立山連峰の大汝山(おおなんじやま)に立つ山小屋を舞台に、山に生きる人々が自らの居場所を探し求める姿を描く。

 松山は、木村監督の初監督作品『劔岳 点の記』に出演した俳優から撮影の過酷さなどを聞いていたという。出来上がった作品を見て「今まで見たことがないような自分の表情がたくさん映っていてびっくりした。壮大な景色と人間の美しさが描かれていて感動しました」と感想を語った。

 撮影は標高3千メートルを超える山で実際に行われ、スタッフ、キャストは登山してロケ地に向かった。松山は「高山病になる方もいて、僕もなりかけました。寒いけど汗は止まらないし、膝もがくがくするし。大変でしたが、それがあったからこそ自分を納得させることができて、役としてそこにいられたんだと思います」と振り返った。

 物語にちなみ、自身にとっての“居場所”を問われた蒼井は「私も自分の居場所を探している人間で、まだ分かりません。だからこういう作品に出られたんだと思います」と答えた。

 一方、松山は「映画の現場という気がしています。あとは家だったり地元だったり、楽しくて安心できるところはどこも自分の居場所だと思っていて、ありがたいことにいろんなところにあるんです」と和やかな笑顔を浮かべた。

 映画は6月14日から全国東宝系でロードショー。


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