松山ケンイチ「気持ちはベルリンに」 内野聖陽「『ケンイチくんはいないの?』って聞かれた」

2014年2月21日 / 14:02

 (左から)内野聖陽、松山ケンイチ、久保田直監督

 映画『家路』の完成披露プレミア上映会が20日、東京都内で行われ、出演者の松山ケンイチ、内野聖陽、久保田直監督が登壇した。

 本作は、東日本大震災後の福島を舞台に描いた家族の再生の物語。

 震災の影響で生きがいだった土地を奪われ毎日をうつうつと過ごす兄を演じた内野は「こういう役は初めてで難しかった。この役をどうしたらできるだろうかと常に悩んでいた。でもオール福島ロケで、福島の土地や、福島の方々とお話をする中で受けた“何か”でどうにかこの男を演じ切れた。感謝です」と振り返った。

 約20ぶりに故郷に帰ってきた弟を演じた松山も「福島の方言指導のほか、(設定が)農業をしている家系なので農業指導も受けました。実際にその方の家を使わせていただいて、お昼はご家族の方が僕らのご飯を作ってくれた。めったにできない経験で、和気あいあいとした現場でした」と感謝を口にした。

 また、本作は第64回ベルリン国際映画祭に出品され、内野と久保田監督が参加した。不参加の松山は「気持ちは(ベルリンに)行ってました」と残念がりながらも「二人が充実した時間を過ごしたみたいで良かった」と語り、笑顔を浮かべた。

 内野が現地での上映後の質疑応答で「客席の女性から『ケンイチくんはいないの?』って聞かれました」と明かすと、松山は「それサクラじゃないですよね?」と質問。内野は「ドイツの方でしたよ」と答えながら「ちょっと不愉快でしたけど…うそです」と笑わせた。

 映画は3月1日から新宿ピカデリーほか全国ロードショー。


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