松山ケンイチ「福島で大事な出会いがあった」 『家路』初日舞台あいさつに登場

2014年3月1日 / 14:32

 映画『家路』の初日舞台あいさつが1日、東京都内で行われ、出演者の松山ケンイチ、田中裕子、安藤サクラ、内野聖陽、久保田直監督が登壇した。

 本作は、東日本大震災後の家族の再生を描いた作品。第64回ベルリン国際映画祭に正式出品し好評を得た。

 松山は「初日舞台あいさつをやらせていただけるのは2年ぶりで、うれしい気持ちでいっぱいです。こういう時代劇でもなく何かのリメークでもない“今”を扱った作品はすごく大事にしています。もし自分の目の前にそういう作品があったら絶対にやりたいと思う。なぜなら、自分が今この瞬間に生きているからこそ一番伝えられるんじゃないかなと思うんです」と作品への思いを語った。

 また「今回はオール福島ロケで、その中でもたくさん大事な出会いがありました。(地元の)農業指導の方とそのご家族が作ってくれたご飯がすごくおいしくて。愛情を掛けて(農作物を)育てていることが味になっているんです。すごくおいしくて、みんなを笑顔にさせてくれる和気あいあいとした現場だったので、そういうものも一つのエッセンスとなって、皆さんに伝わっているんじゃないかなと思います」と熱く語った。

 田中も「福島の方々に心を開いて許して受け入れていただいたと思っています。仮設住宅のおばさんたちが夜の撮影が寒いだろうって使い捨てカイロをくださいました。着ているちゃんちゃんこを脱いで私の肩に掛けてくださいました。一つ一つにありがとうございましたと言いたいです」と話し頭を下げた。

 映画は新宿ピカデリーほか全国公開中。


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