エンターテインメント・ウェブマガジン
広島市出身の被爆2世で「両耳の聞こえない作曲家」として知られた佐村河内守さんの楽曲が別人の作品だった問題で、佐村河内さんが12日未明、「3年前ぐらいから言葉が聞き取れるときもあるまで回復していた」と明らかにし、近いうちに公の場で謝罪する意向を示した。代理人の弁護士を通じて直筆の謝罪文を報道機関に送付した。
作曲家の新垣隆さんが代作していたことは「2人きりの秘密。うそがバレてしまうと身の破滅になると恐れていたので妻にも誰にも話していません」と記した。
田村憲久厚生労働相は同日の記者会見で、障害年金の受給の有無を確認し、受給要件を満たしていなければ返還を求める考えを示した。身体障害者手帳を交付した横浜市の担当者も事実確認など調査をするとしている。
佐村河内さんは「3年前ぐらいから耳元ではっきり、ゆっくりしゃべってもらうと、こもってゆがむ感じはありますが、言葉が聞き取れるときもあるまでに回復していました」と説明。体調が悪いときは聞き取れないこともある、としている。
だが、かつて聞こえていなかったことは真実だとし、6日の記者会見で「初めて会った時から耳が聞こえないと感じたことはない」と指摘した新垣さんの発言には「事実と違う」と反論した。
文書は便箋で計8枚。取得した聴覚障害2級の身体障害者手帳について、専門家の検査を受けて2級でないと判定されれば手帳は返納するとの意思を示した。
「偽って生きてきたことを深く恥じています」「売名行為と見られても仕方ない」などと悔いる言葉もつづられている。
ソチ冬季五輪で曲を使用するフィギュアスケートの高橋大輔選手や東日本大震災の被災者、被爆者らに対しては「本当に多くの人たちを裏切り、傷つけてしまったことを心から深くおわびします」と謝罪した。
ドラマ2025年12月22日
間宮祥太朗と新木優子がW主演するドラマ「良いこと悪いこと」(日本テレビ系)の最終話が、20日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます) 「週刊アポロ」に、同級生の連続殺人事件で「ただ1人生き残ったいじめのリーダー格・A氏」として高木将 … 続きを読む
ドラマ2025年12月20日
timeleszの橋本将生が主演するドラマ「ひと夏の共犯者」(テレ東系)の最終話が、19日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます) 本作は、大学生の主人公・岩井巧巳(橋本)が、推しのアイドル・片桐澪(恒松祐里)との夢のような同居生活 … 続きを読む
ドラマ2025年12月18日
「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第11話(最終話)が、17日に放送された。 脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総 … 続きを読む
ドラマ2025年12月17日
奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第11話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます) 本作は、大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新人記者・信田日向子(奥山)の目を通して“週刊誌の存在意義 … 続きを読む
ドラマ2025年12月17日
佐藤隆太が主演するドラマ「新東京水上警察」(フジテレビ系)の最終話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレあり) 本作は、水上警察を題材にし、佐藤隆太演じる碇拓真刑事と水上警察署のチームが、東京の海や川を警備艇で駆け巡り事件を追う、大 … 続きを読む