映画『ドラゴンボールＺ 神と神』の公開収録が２８日、東京都内で行われ、ゲスト声優を務めた中川翔子、ロンドン五輪・柔道女子金メダリストの松本薫選手、孫悟空の声でおなじみの声優、野沢雅子が会見に出席した。
本作は、原作者の鳥山明氏自らが初めて脚本段階から関わって製作された１７年ぶりの新作。
“予言魚”の声を務めた中川は「ドラゴンボールを見て、どんなにつらいときも寂しいときも、いっぱいの勇気と愛をもらって大人になった。人生に最高のミラクルが起きてしまいました」と語り、涙を流した。
アフレコに当たり「ファンとして“しょこたんだ”と分かってしまうと嫌なので、なるべく“しょこたん感”が出ないように試みた」と話し、野沢から「しょこたんの声とは分からない」と褒められると「野沢様からこんなお言葉を頂いて死んでしまう。だけど公開までは絶対生きる」と絶叫した。
野沢から孫悟空の声で「おっす、しょこたん、オラと一緒に飯食いに行かないか？」と誘われると「行きます！うわぁ～、信じられない」と地面に崩れ落ち「ありがとうございます。全宇宙のファンの皆さんに申し訳ないぐらい、ぜいたくな体験をさせてもらいました。おもらししたと思います」と感激しきりだった。
一方、女性白バイ隊員役で声優に初挑戦した松本選手は「初めての経験で驚くことばかりですが楽しめてよかったです」と笑顔。中川からの「金メダルを取った瞬間は“界王拳”を使ったんですか？」という質問に「いや、この世の力でやりました」と答え、会場の笑いを誘った。
映画は３月３０日から全国ロードショー。