仲間&阿部「トリック」ファンに感謝 阿部「僕にとっては自分の歴史」

2014年1月10日 / 12:54

仲間由紀恵(左)と阿部寛

 映画『トリック劇場版 ラストステージ』の公開を記念して開催された、オールナイト上映イベント「オールナイTRICK」舞台あいさつが10日、東京都内で行われ、出演者の仲間由紀恵、阿部寛、池田鉄洋、堤幸彦監督が登壇した。

 仲間は徹夜で鑑賞したファンを「長い時間お疲れさまです」といたわり「14年間、皆さんが愛してくださったおかげで、こんなに長くシリーズを続けてくることができました。本当にありがとうございます」と感謝。阿部も「こういう方々が『トリック』を支えてきてくださったんですね」と感慨深げに会場を見渡し、「14年やってきましたけど、僕にとって『トリック』は自分の歴史でもあり、素晴らしい作品と出合わせてもらったと思います」と語った。

 今回の劇場版では、シリーズ初となる海外ロケも敢行。仲間が「“どんなリゾートなんだろう”とワクワクして行ったら、ジャングルと、ワニの出る川とコウモリのいる洞窟」と肩を落とすと、阿部も「初日からすごい雨が降ったよね」と苦笑した。また阿部は劇場版ゲストの北村一輝について「彼とは10年来の友達なんですが、今回は彼の芝居の中で一番良かった。『おまえ、うまいな』って褒めてやりました」とニヤリ。東山紀之についても「堤監督の演出に結構ノリノリで迷いなくやっていたのが印象的だった」と振り返り、「朝ホテルのジムで会ったとき、毎日千回やっているという“伝説の腹筋”を見ました。あまり見ちゃいけないと思いながらも、めったに見られるもんじゃないとじっくり見てしまって」とエピソードを披露し、会場を笑いで包んでいた。

 映画は、1月11日から全国東宝系で公開。


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