杉咲花「指折りの傑作を作りたい」主演の医療ドラマに意気込み 「アンメット ある脳外科医の日記」制作発表会見

2024年4月8日 / 08:02

(前列左から)若葉竜也、杉咲花、井浦新、(後列左から)千葉雄大、吉瀬美智子、岡山天音、生田絵梨花(C)エンタメOVO

 4月7日、東京都内で「アンメット ある脳外科医の日記」の制作発表会見が行われ、出演者の杉咲花、若葉竜也、岡山天音、生田絵梨花、千葉雄大、吉瀬美智子、井浦新が出席した。

 「アンメット ある脳外科医の日記」は、講談社の「モーニング」に連載中の人気漫画(原作:子鹿ゆずる氏/漫画:大槻閑人氏)を原作に、記憶障害によって過去2年間の記憶を失った脳外科医・川内ミヤビを主人公にした異色の医療ドラマ。

 主人公ミヤビを演じる杉咲は、初めてプロデューサーと会った一昨年から本作の話を進めてきたことを明かすと、「今日まで『アンメット』に関わる方々と、何百時間『アンメット』について言葉を交わしてきただろうと思うと、胸の奥がジーンとするような気持ちになる」と作品に懸ける思いを熱く語り、「すでにとんでもなくすてきなシーンがたくさん収められているように感じていて」と手応え十分な様子。

 ミヤビの同僚で丘陵セントラル病院の脳外科医・三瓶友治を演じるのは、これが杉咲と4度目の共演となる若葉竜也。オファーの経緯について、「杉咲さんから電話がかかってきて、『やるよね』とプレッシャーを掛けられた」と打ち明けると、杉咲が「三瓶先生の役は若葉さんしかいないんじゃないかと思って、(プロデューサーから)『オファーしようと思っている』と聞いたとき、気付いたら電話していた」と答え、役者としての相性の良さをうかがわせた。

杉咲花(後方は吉瀬美智子)(C)エンタメOVO

 撮影現場の様子については、ミヤビの主治医・大迫紘一(関東医大病院・脳外科教授)役の井浦が、「一人一人が、役や作品に真正面から向き合っている」と語ると、それを裏付けるように西島麻衣(関東医大病院・脳外科秘書)役の生田も「カメラが回っていないところで、一緒に話し合ったり、プロデューサーさん含め、役者の皆さんとコミュニケーションをとる時間を作っていただいている」と舞台裏を披露。

 津幡玲子(丘陵セントラル病院・看護師長)役の吉瀬も、オファーから撮影まであまり時間のない作品が多い中、今回は早めにオファーを受けたらしく、「髪を伸ばす時間があったので、頑張って見た目を原作に寄せた」と裏話を明かし、真摯(しんし)な姿勢がうかがえた。

 さらに、丘陵セントラル病院・救急部長の星前宏太を演じる千葉も、「がっつりやらせていただくのは初めてなので、実際にお医者さんの先生たちにいろいろ教えていただきながらやっているので、すごく楽しい」と語り、充実した撮影期間を過ごしている様子。

 また、杉咲の座長ぶりについては、綾野楓(関東医大病院・脳外科医)役の岡山が、生田と2人だけのシーンからクランクインした際、現場の片隅で杉咲が見守っていたというエピソードを披露。そして、「一番ハードなポジションで、休みにあてがえる時間を、僕らのシーンに顔出しに来てくださった」と感謝を述べ、「座長として、出会ったことのない方」と杉咲を称えた。

 これに若葉も「(杉咲を)座長としても、役者としても、人間としても、信頼しています」と岡山に同調し、終始チームワークの良さがにじむ会見となった。

 会見の最後、杉咲は「いいものになるなら、険しい方の道を選ぶような、そんな気概のある現場でモノづくりをできていることを、幸せに感じる日々です」と心境を語り、「指折りの傑作を作りたいなんて、恥じらいもなく言ってみたいなという気持ちです。ぜひ期待してもらえるとうれしいです」と締めくくった。

 「アンメット ある脳外科医の日記」は4月15日から毎週月曜午後10時全国カンテレ・フジテレビ系で放送スタート。初回は15分拡大版となる。

会見の様子(C)エンタメOVO


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