エンターテインメント・ウェブマガジン
鈴木亮平(左)と宮沢氷魚 (C)エンタメOVO
映画『エゴイスト』プレミア上映会が19日、東京都内で行われ、出演者の鈴木亮平、宮沢氷魚、阿川佐和子、ドリアン・ロロブリジーダと松永大司監督が登壇した。
本作は、エッセイストの高山真氏の自伝的小説を映画化。東京でファッション誌の編集者として働く浩輔(鈴木)と、シングルマザーの母(阿川)を支えながら暮らすパーソナルトレーナーの龍太(宮沢)との恋愛を描く。
鈴木は「非常に美しい映画ができました。ドキュメンタリータッチですが、色も全てが美しくて、僕たち2人のいる空間に、ずっと一緒にいたいなと思えるような映画になっていると思います」と自信をのぞかせた。
宮沢は「撮影はおととしの夏頃。皆さんに見てもらえるこの日が来るのをとても楽しみにしていました。とにかく美しくて心にグッとくる作品です」と語った。
本作に参加した決め手を尋ねられた鈴木は「一番の理由は、おこがましいけど、原作に描かれた浩輔が自分に似ているなと思ったんです。これは自分がやるべきご縁じゃないかなと」と答えた。
演じるに当たっては、LGBTQの当事者から多くのアドバイスを受けたという。
鈴木は「この方々がいなければ、この映画は絶対にできなかった。ゲイであることの描写がリアルであるかどうか、かつ、リアルな表現でも、世間に与える影響がどうか。例えば、差別や偏見を助長しないかといったことを、現場のモニターで常にチェックしてもらいました」と説明。
座談会にも参加したそうで、「無知だった自分が、一から勉強させてもらいました」と語った。
一方、宮沢は「不思議なもので、現場にいるときは亮平さんという感じではなくて、そこに浩輔さんが常にいました。支度をしているときも、お昼休憩のときも、僕は龍太だし、亮平さんは浩輔さんとして存在していたんです」と振り返った。
それを聞いた鈴木は「台本にない自由な芝居を求められるので、朝来たときから、ある程度その人物でいないと対応できない。互いに互いを俳優として見ない関係性が必要だったので、僕も氷魚くんを氷魚くんとして見られるようになったのは最近です」と笑顔で明かした。
映画は2月10日から公開。
ドラマ2025年11月13日
「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第7話が、12日に放送された。 脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総勢25人超の全 … 続きを読む
ドラマ2025年11月12日
奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第6話が、11日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます) 本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新 … 続きを読む
ドラマ2025年11月12日
齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第6話が、11日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます) 本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いや … 続きを読む
映画2025年11月12日
映画『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』公開直前プレミアイベントが11日、東京都内で行われ、俳優の吉田栄作が登壇した。本作は、ロック歌手ブルース・スプリングスティーンの若き日の苦悩を描く。 名曲「ボーン・イン・ザ・U.S.A.」を … 続きを読む
ドラマ2025年11月12日
夏帆と竹内涼真がW主演するドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS系)の第6話が、11日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます) 本作は、“恋人ファースト”ゆえに自分を見失ってしまった山岸鮎美(夏帆)と、“料理は女が作って当た … 続きを読む