二宮和也「この主題歌に出合えて良かった」 Mrs. GREEN APPLE大森の生歌唱に感激

2022年12月22日 / 06:19

(左から)大森元貴、桐谷健太、二宮和也、松坂桃李、中島健人 (C)エンタメOVO

 映画『ラーゲリより愛を込めて』大ヒット御礼舞台あいさつが21日、東京都内で行われ、出演者の二宮和也、松坂桃李、中島健人、桐谷健太が登壇した。

 本作は、第2次世界大戦終結後を舞台に、シベリアの強制収容所(ラーゲリ)に抑留された実在の日本人捕虜・山本幡男(二宮)の壮絶な半生を描く。

 撮影は約1年前に行われた。「過酷な撮影を乗り切るための原動力は何だった?」と問われた二宮は「やはり公開してお客さんに見ていただきたいという思いが、原動力になっていたんじゃないかな」とコメント。

 続けて、松坂が「ストーブの前にみんなで集まって歓談していたことかな」と話すと、共演者らは「ずっとストーブの所にいたよね」と同意した。

 松坂は「ストーブにいればみんなが集まって来ると思ったので。そうすると、寂しさを紛らわせられる。それは力になっていたと思う」と笑顔で明かした。

 桐谷も「撮影中にバラックの中にいると、気持ちが役柄に寄っていって、絶望感に襲われたりする。俺としては、待ち時間にみんなでしゃべることで体温を上げていたし、笑うってこんなに体にいいんや、と知ることもできた」と回想。

 「分からないけど、もしかしたら実際に抑留された人たちも、そうだったんじゃないかな。ずっと暗いままでなくて、笑って体温を上げたりしてたんじゃないかなと感じました」と語った。

 イベントには、主題歌「Soranji」を担当したMrs. GREEN APPLEの大森元貴も登場した。

 「曲のタイトルに込めた思い」を聞かれると、「一見、造語のようですが、日本語で『そらんじる』という言葉がありまして。書いてあるものを見なくても言えるように覚えるという意味。映画とすごくリンクした重要なものになっているので、そこにも注目して聞いてもらえたら」と話した。

 大森は、アコースティックギターの弾き語りで「Soranji」を生披露。その歌声に聞き入った二宮は「この主題歌に出合えて良かった」と語り、松坂は「こんな透き通ったガラスのような歌声があるんだって…」と感動の面持ち。中島は「同世代で、音楽業界にこんな化け物がいるのかと思うぐらい、素晴らしい楽曲」とたたえた。


芸能ニュースNEWS

「スクープのたまご」通報かスクープか…週刊誌記者が直面  「『週刊千石』はいいチーム」「人脈と信頼が大切」

ドラマ2025年12月17日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第11話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新人記者・信田日向子(奥山)の目を通して“週刊誌の存在意義 … 続きを読む

「新東京水上警察」最終回、ラストの意味深な人影に考察合戦展開 「まさか黒木? 続編あるのか?」「続編は礼子が刑事に?」

ドラマ2025年12月17日

 佐藤隆太が主演するドラマ「新東京水上警察」(フジテレビ系)の最終話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、水上警察を題材にし、佐藤隆太演じる碇拓真刑事と水上警察署のチームが、東京の海や川を警備艇で駆け巡り事件を追う、大 … 続きを読む

「娘の命」“沙織”新川優愛の狂気が爆発 「レイコの孤独が胸に刺さった」「復讐に成功してほしい」

ドラマ2025年12月17日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第11話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追い … 続きを読む

「ちょっとだけエスパー」「また野木亜希子さんの脚本にやられた」「結局、生きていくことが最大のミッションなんだな」

ドラマ2025年12月17日

 「ちょっとだけエスパー」(テレビ朝日系)の第9話(最終話)が、16日に放送された。  本作は、会社をクビになり、人生詰んだサラリーマン(大泉洋)が、“ちょっとだけエスパー”になって世界を救う姿を描く完全オリジナルのSFラブロマンス。脚本は … 続きを読む

「終幕のロンド -もう二度と、会えないあなたに-」「一体どんな終幕を迎えることになるのか」「この脚本だと、演者の皆さんは大変だと思う」

ドラマ2025年12月16日

 「終幕のロンド -もう二度と、会えないあなたに-」(カンテレ・フジテレビ系)の第10話が、15日に放送された。  本作は、妻を亡くし、幼い息子を男手一つで育てるシングルファーザーで、遺品整理人の鳥飼樹(草なぎ剛)が、遺品整理会社の仲間たち … 続きを読む

Willfriends

page top