清野菜名、映画『耳をすませば』の完成に感無量 「雫ちゃんが頭のどこかに必ずいる2年半でした」

2022年9月29日 / 06:25

(左から)清野菜名、松坂桃李、内田理央 (C)エンタメOVO

 映画『耳をすませば』ジャパンプレミアイベントが28日、東京都内で行われ、出演者の清野菜名、松坂桃李、内田理央、安原琉那、中川翼、荒木飛羽、住友沙来と平川雄一朗監督が登壇した。

 本作は、1995年に公開された人気アニメ映画の原作となった柊あおい氏の漫画『耳をすませば』を、10年後のオリジナルストーリーも加えて、実写映画化。

 中学生のときに約束を交わした雫と聖司が、大人になった今、離れ離れになりながらも互いを思い続け、夢に向かって突き進む様子を描く。

 本作は、2020年3月に撮影が開始されたものの、コロナ禍の影響で、完成までに2年半を要した。

 児童小説の編集者になった“現在の雫”を演じた清野は「撮影休止中も、他の作品の撮影などはあったのですが、その間も雫ちゃんが頭のどこかに必ずいる2年半でした。無事に今日を迎えられて本当にホッとしております。待ち続けてくれたファンの皆さんに、感謝の気持ちでいっぱいです」と笑顔であいさつした。

 今年5月のクランクアップの際は、思わず感極まってしまったという清野。「スタッフの皆さんもお忙しい方ばかりだったのですが、クランクインした2年半前と同じ各部署の皆さんが、集まってくださって。その温かさに感動して涙があふれました」とエピソードを語った。

 松坂は、チェリストになる夢をかなえるため、10年前にイタリアに渡った“現在の聖司”役。

 95年の劇場版アニメも大好きだったそうで、「この役を頂いたときは、本当にプレッシャーに押しつぶされそうでした。ただ10年後という設定を聞いたときに、『雫と聖司の10年後を見られるのか』という興味の方が大きくて。その思いに後押しされたし、原動力にもなりました」と明かした。

 劇中では、理想の演奏を求めるあまり、音楽を楽しめなくなってしまった聖司の苦悩も描かれる。

 松坂は「聖司くんの不安や葛藤、揺れ動く気持ちを大事に演じることで、聖司くんの新たな一面を表現できたらと思いました」と役作りについて語った。

 映画は10月14日から公開。


芸能ニュースNEWS

小瀧望、主演ミュージカル開幕に「いっぱいいっぱい」も 「精いっぱい、僕の命を燃やして頑張りたい」

舞台・ミュージカル2024年9月28日

 ミュージカル「DEATH TAKES A HOLIDAY」ゲネプロ取材会が27日、東京都内で行われ、出演者の小瀧望、山下リオ、美園さくら、潤色・演出の生田大和(宝塚歌劇団)が登壇した。  本作は、1998年にブラッド・ピット主演で『ミート … 続きを読む

「スカイキャッスル」最終話 転落事件の犯人が判明 「刺激的なドラマだった」「もっと話数多めで見たかった」

ドラマ2024年9月27日

 松下奈緒が主演するドラマ「スカイキャッスル」(テレビ朝日系)の最終話が、26日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、韓国ドラマ「SKYキャッスル~上流階級の妻たち~」をリメーク。誰もがうらやむ経歴と容姿に恵まれた完璧セレブの主 … 続きを読む

松島聡、初の朗読劇出演に生田斗真からアドバイス 「徹子さんを心の底から愛して」

舞台・ミュージカル2024年9月26日

 「ハロルドとモード」ゲネプロ取材会が25日、東京都内で行われ、出演者の黒柳徹子とtimeleszの松島聡が登壇した。  1971年にアメリカで公開された映画『ハロルドとモード』を舞台化した本作は、ブラックユーモアをちりばめながら、年齢差の … 続きを読む

「海のはじまり」最終回 “水季の手紙”の内容に感動 「親として深く考えさせられた」「またこのチームの作品が見たい」

ドラマ2024年9月24日

 目黒蓮が主演するドラマ「海のはじまり」(フジテレビ系)の最終話が、23日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、脚本・生方美久氏×風間太樹監督×村瀬健プロデューサーの「silent」チームが集結したオリジナル作品。ある日、自分と … 続きを読む

「顔に泥を塗る」最終回 美紅をめぐる三角関係が決着 「すてきな終わり方」「自然に涙が出た」

ドラマ2024年9月23日

 高橋ひかるが主演するドラマ「顔に泥を塗る」(テレビ朝日系)の最終話が、21日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、自尊心が低めな主人公・柚原美紅(高橋)が、メークの力で前を向き始め、モラハラ男へと変貌した彼氏へ立ち向かい、自分 … 続きを読む

Willfriends

page top