神尾楓珠、映画『20歳のソウル』で実在の人物を熱演 「最後まで生き抜く力強さを教えてもらった」

2022年5月27日 / 06:26

(左から)原作者の中井由梨子氏、佐藤浩市、福本莉子、神尾楓珠、佐野晶哉、佐藤美咲、秋山純監督 (C)エンタメOVO

 映画『20歳のソウル』公開前夜祭が26日、東京都内で行われ、出演者の神尾楓珠、福本莉子、佐野晶哉(Aぇ! group/関西ジャニーズJr.)、佐藤浩市、秋山純監督ほかが登壇した。

 本作は、千葉県船橋市立船橋高等学校で受け継がれている応援曲「市船soul」を作曲しながら、がんを患い20歳で人生の幕を閉じた浅野大義さんの実話を描く。

 市船吹奏楽部に所属する主人公の大義を演じた神尾は、撮影から学んだことを問われると、「まず実在した1人の人生を演じることってすごく大変だなと改めて感じました。また大義くんの生きざまから、一日一日を大切に、最後まで生き抜く力強さみたいなものを教えていただいたと思います」と力強く語った。

 大義の親友・佐伯斗真を演じた佐野は「僕は大義くんが作曲した曲をピアノで演奏するシーンがあるのですが、家で何度練習しても全然弾けなくて。でも本番はワンテークで弾き切ることができた。そこは大義くんが見ていて、力を貸してくれたんやなと感じました」と撮影中のエピソードを披露した。

 佐藤は、大義にとって大きな存在である吹奏楽部の顧問・高橋健一を演じた。

 「若い人たちに伝えたいこと」を尋ねられると、「自分が若い頃そうだったけど、そんなはずはないけど、今が永遠に続くんじゃないかと勝手に錯覚しちゃう。でも、そう思っちゃうと、今起きている事象をスルーしちゃう。そうでなくて、今は、やはり今しかない。だからこそ、今目の前で起きていること、それをしっかり記憶にとどめる」とコメント。

 続けて、「記憶というのは美化もされれば劣化もする。それを自分がいかに正しく認識して、自分の中に入れていくか。それが将来、役に立つ。今の過ごし方を大事にしてほしい」と呼び掛けた。

 映画は5月27日から公開。


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