広末涼子、18年前の出産当時の葛藤を明かす 「どうして女性だけ結婚か仕事かを選ばなければいけないんだろう」

2022年5月6日 / 16:44

芸能部門で受賞した広末涼子 (C)エンタメOVO

 一般社団法人 日本マザーズ協会主催「第14回 ベストマザー賞2022」授賞式が6日、東京都内で行われ、「芸能部門」で受賞した広末涼子、「音楽部門」で受賞した鈴木亜美ほかが出席した。

 3人の子どもを育てる広末は「18年前、私が結婚、出産を経験した年には、まさかこのような名前の賞を頂けるなんて思ってもおりませんでした」と喜びのスピーチ。

 続けて、「(出産当時)お仕事から離れる選択をする際に、いろんな方から意見を頂き、賛否もあったのですが、そのときに『どうして女性だからって結婚か仕事かを選ばなければいけないんだろう』という疑問がありました」とジレンマを感じたことを振り返った。

 その後、「子育てと女優業も並行して頑張れないかと復帰を考えるようになった」という。「当時は、芸能界でも早く結婚をすることは多くはなく、復帰は難しいかなとか不安もありました。でもある意味、自分が先駆者的に『子育てをしていても女優ができるんだ』と立証できたら、この業界だけでなく、保育士さん、警察官、どういう仕事でも、女性が子育てをしながら活躍できる場が開けていくのではないか、そのような思いでやってまいりました」と思いを打ち明けた。

 また、「必死に髪を振り乱して子育てをする中で、疲れちゃったり、困ることがなかったわけではありません」としつつ、「今の私があるのは、間違いなく子どもたちの存在のおかげ。子どもの存在がどれだけ自分の原動力、勇気になっているか。きっと世の中のお母さんたちも感じられていると思います」と笑顔を見せた。

 一方、第3子を妊娠中の鈴木は、ふっくらとしたおなかのロングワンピース姿で登場。「夏には3人目となる赤ちゃんが生まれてきます。まだまだ私には未知の未来が待っているのだと思うとすごくワクワクしています」と語った。

 受賞については、「主人はとても子育てに協力的で、何かあったら、すぐにサポートしてくれる。ベストマザー賞ではありますが、子育てに関しては、共に取り組んでいるので主人にもあげたい賞だなと思います」と夫への感謝を口にした。


芸能ニュースNEWS

市川團十郎、お正月に「忠臣蔵」 現代ならではの視点を織り込んで作り上げる

舞台・ミュージカル2024年11月21日

 松竹創業百三十周年「双仮名手本三升 裏表忠臣蔵」取材会が21日、東京都内で行われ、市川團十郎が登壇した。  2年間にわたる襲名披露興行を終えた十三代目市川團十郎。今回の公演では、寛延元年(1748年)に初演されて以来、およそ280年にわた … 続きを読む

「全領域異常解決室」エピソード0的伏線回収に反響 「7話でエピソード0を持ってくるこの構成すごすぎる」

ドラマ2024年11月21日

 藤原竜也が主演するドラマ「全領域異常解決室」(フジテレビ系)の第7話が、20日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  雨野小夢(広瀬アリス)は、自分が天宇受売命という神だと気付く。そして話は、4カ月前にさかのぼる。全決で食事を振舞ってい … 続きを読む

「民王R」“秋保”黒川想矢と入れ替わった“泰山”遠藤憲一、若者の闇を知る 「いろいろ考えさせられて、ちょっと泣きそう」

ドラマ2024年11月20日

 遠藤憲一が主演するドラマ「民王R」(テレビ朝日系)の第5話が、19日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、2015年に遠藤憲一・菅田将暉のW主演で放送された痛快政治エンターテインメント「民王」の続編で、総理大臣・武藤泰山(遠藤 … 続きを読む

「ウイングマン」菊地姫奈、大原優乃のアクション、桂氏の出演に反響 「大原優乃と菊地姫奈が特に光ってた」

ドラマ2024年11月20日

 藤岡真威人が主演するドラマ「ウイングマン」(テレビ東京系)の第5話が、19日深夜に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、特撮オタクの高校生・広野健太(藤岡)が、異次元から来たアオイ(加藤小夏)のドリムノートに、空想のヒーロー“ウ … 続きを読む

「あのクズを殴ってやりたいんだ」「腹筋キスはやば過ぎた」「奈緒ちゃんのボクシングすご過ぎ!」

ドラマ2024年11月20日

 ドラマ「あのクズを殴ってやりたいんだ」(TBS系)の第7話が、19日に放送された。  本作は、人生どん詰まりの主人公・ほこ美(奈緒)が、カメラマンの葛谷海里(玉森裕太)と出会い、一念発起してボクシングを始める姿を描いた、クズきゅんラブコメ … 続きを読む

Willfriends

page top