日本テレビ系「金曜ロードショー」(午後9時~)では、「ルパン三世」アニメ化50周年を記念して、全TVシリーズとTVスペシャルの中から「あなたが今一番見たいルパン三世」の人気投票を実施。その結果が発表された。
TVシリーズは全276話の中から得票数上位4話を、TVスペシャルは全27作の中から最多得票の作品を、2週連続で放送することが決定した。
10月15日は、「みんなが選んだルパン三世・TVシリーズセレクション」として、第1位を獲得した「PART2・第155話(最終回)『さらば愛しきルパンよ』」(80)をはじめ、第2位の「PART1・第1話『ルパンは燃えているか…!?』」(71)、第3位の「PART5・第24話(最終回)『ルパン三世は永遠に』」(18)、第4位の「PART2・第145話『死の翼アルバトロス』」(80)を放送する。
1位の「さらば愛しきルパンよ」は、最長シリーズとなったPART2(77~)の最終話。演出は、照樹務名義の宮崎駿氏。後に手掛ける『天空の城ラピュタ』(86)のロボット兵をほうふつとさせる、ロボット兵器・ラムダを巡る事件を描く。
また、同作のヒロイン・小山田マキの声は『ルパン三世 カリオストロの城』(79)のクラリス役や『風の谷のナウシカ』(84)のナウシカ役の島本須美が演じている。なお、4位の「死の翼アルバトロス」も、宮崎氏が演出を担当している。
22日は、「みんなが選んだルパン三世・TVスペシャル」と題して、第1位に輝いた「第9作『ルパン三世 ワルサーP38』」(97)を放送する。
同作は、歴代TVスペシャルの中でも随一と言われるシリアスなストーリー。暗殺集団タランチュラのアジトに潜入したルパンは、組織の一員であるヒロイン・エレンが抱える哀しみと、自身の”忌まわしい過去“と向きあい、決死の戦いを挑む。