岡江久美子さんが発熱前日に送った言葉 「天までとどけ」の子どもたちが明かす

2020年5月24日 / 10:43
 新型コロナウイルスによる肺炎で、4月23日に63歳で死去した女優の岡江久美子さんをしのび、22日「爆報!THE フライデー」(TBS系)で追悼企画が放送された。

 番組では1991年から8年間にわたって放送された「天までとどけ」の秘蔵映像が放送された。同作は8男5女、総勢13人の子どもたちが織り成す大家族ドラマで、岡江さんは子どもたちを見守る丸山家の母親役を演じた。

 ドラマ終了後も、岡江さんは亡くなる直前まで“子どもたち”に愛情を注ぎ続け、毎年一度はみんなで集まる「家族会」を開いていたという。

 長男・正平を演じた高尾晃市は、岡江さんの訃報を知ったときは「信じられなくて、震えが止まらなかったです」と涙ながらに語った。

 「底抜けに明るい太陽みたいな人だった」という岡江さん。“家族”のグループLineに届いた最後のメッセージは、岡江さんが新型コロナウイルスに感染し、発熱する前日の4月2日に送った「九!お誕生日おめでとう!」という言葉で、丸山家の五男・九の誕生日を祝うものだったという。

 高尾は「優しいお母さんですよね。岡江さんだってつらいときはあったと思うんです。乳がんだということも僕らは知らなかったんです。弱いところを見せたくなかったんでしょうね」と明かした。

 

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