「第1回上手な医療のかかり方アワード」表彰式が2日、東京都内の中央合同庁舎5号館(厚生労働省)で行われ、プレゼンターとしてデーモン閣下が出席した。
厚生労働省は「時間外・土日の受診や患者集中による混雑の緩和」、「医療提供者側の過度な負担の緩和」を目的としたプロジェクトを展開中。その一環として、医療のかかり方の普及・啓発において、優れた取り組みを行っている企業・団体・自治体を同省が表彰した。
昨年「上手な医療のかかり方大使」に任命されたデーモン閣下は白衣姿で登場。司会者から「お似合いです」と褒められると、「厚生労働省関係(の仕事)でしか着たことがない。これ3回目なんですが、3回(衣装を)借りるなら、買った方が安いらしい」とこぼして笑わせた。
この日は、受賞者にトロフィーを贈呈するプレゼンターを担当。「おととしから昨年にかけて、5回にわたり(同プロジェクトの)懇談会に参加したが、日本の医療がここまで危機的な状況にあるのだと初めて知った。この状況をもっと多くの人に知らせなければいけない。今日のような機会に、一段と伝わってくれたら」と語った。