ゲイツ役・押田岳「受け継ぐ重みを感じた」 ジオウ役の奥野壮と舞台あいさつに登場

2020年2月28日 / 15:16

(左から)板垣李光人、奥野壮、押田岳、大幡しえり、紺野彩夏

 ∨シネクスト「仮面ライダージオウ NEXT TIME ゲイツ、マジェスティ」公開記念舞台あいさつが28日、東京都内で行われ、出演者の押田岳、大幡しえり、板垣李光人、紺野彩夏、兼崎健太郎、諸田敏監督、サプライズゲストとして奥野壮が登壇した。

 本作は、特撮ドラマ「仮面ライダージオウ」の最終話のその後を描いたオリジナルVシネマ。普通の高校生となった明光院景都/仮面ライダーゲイツ(押田)が、TVシリーズの主人公・常磐ソウゴ/仮面ライダージオウ(奥野)らと共に、再びライダーに変身し、新たな歴史を刻んでいくさまを描く。

 押田は、歴代2号ライダーの意志を受け継いだゲイツを演じる上でのプレッシャーを問われると、「レジェンド(ライダー)の皆さんにとっては『ウォッチを渡すときが“卒業式”になる』ということを、仮面ライダー鎧武の佐野岳さんから話してもらって、その力を受け継ぐことに重みを感じたし、平成を締めくくる仮面ライダーとして、ふさわしい役者になれたらと思いながら芝居をしていました」と語った。

 しかし、奥野から「でも、その話をされたのは俺だけどね!」と突っ込まれると、「はい、僕が奥野さんから(佐野の話を)聞きました」と恥ずかしそうに打ち明けて笑いを誘った。

 今回、これまでの記憶を失った、普通の高校生を演じた押田。苦労した点について、「ゲイツというキャラを(TV版で)1年演じてきたので、体に染み付いているものがある。そこは自分に任せて、あとは引き算。ゲイツの硬いキャラを崩していくのに、いろいろ考えながら、工夫しながら演じました」と振り返った。

 奥野は「完全に本編(TV版)とは別物として捉えていた」といい、劇中のソウゴの“はっちゃけぶり”を指摘されると、「これも監督に『戦士であった頃は忘れろ』『ただの学生であるというのを意識して』と言われたので、根っこの部分は残しつつ、今までの歴戦のソウゴを一度忘れて、別物のソウゴを意識しながら演じました」と明かした。


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