のん「あのシーンも、このシーンも加わるんだと喜んだ」 「驚きのある作品になっていると思います」

2019年12月10日 / 09:38

コトリンゴ(左)とのん

 映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』のスペシャルライブ付き特別試写会が9日、東京都内で行われ、ヒロインすずの声を演じたのんと音楽を担当したコトリンゴが登壇した。

 本作は、新たに250を超えるカットが書き加えられた『この世界の片隅に』(16)のもう一つの物語。コトリンゴが新たに4曲を書き下ろし、イベントでは「試験栽培」と「悲しくてやりきれない」が披露された。

 片渕須直監督から「再びこの映画を作る」と聞いたときの思いについて、のんは「監督は『また作る』とおっしゃっていましたが、なかなか話がなかったので、監督は忙しいからなくなったのかなと。でも今回決まったと聞いて、『あのシーンも、このシーンも加わるんだ』と思うと、とてもうれしかったです」と語った。

 続けて、「片渕監督の話で印象に残っていること」を聞かれたのんは「2日目のレコーディングの前に監督から、周作役の細谷(佳正)さんについて、『周作さん、新しい球を投げていますよ。だから気合を入れてね』と言われました」と答えて笑いを誘った。

 新たに描かれたリンとのつながりを表すシーンについては、「今回はリンさんとのシーンがふんだんに入っているので、改めて、すずさんにとってリンさんはどんな存在なのか、ということを慎重に考えて臨みました」と語った。

 最後に、のんは映画の見どころを「前作とは違うせりふの響きがあったり、同じシーンでも違う意味合いになっていたりします。また、すずさんの感情が描かれているシーンが新たに加わっているので、『すずさんはこんなふうに感じていたんだ』と分かったり、『あーこういうことだったんだ』とハッとする場面もあったりして、いろいろな感情が渦巻いているので、驚きのある作品になっていると思います」と語った。

 映画は12月20日からテアトル新宿ほか全国公開。

コトリンゴ(左)とのん


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