第6回ドラマ甲子園大賞受賞作品「受験ゾンビ」完成披露試写会および記者発表が4日、東京都内で行われ、出演者の玉城ティナ、坂東龍汰、堀田真由、伊藤佑里香監督が登場した。
本作は、高校生を対象に脚本を募集し、受賞作をテレビドラマ化する演出家発掘プロジェクト「ドラマ甲子園」の大賞受賞作品で、受験勉強中の高校生がゾンビ化し、パニックに包まれる学校を舞台にした青春群像劇。
本作で受賞し、監督に初挑戦した高校生の伊藤監督は「現代の高校生が根底に抱えている悩みを意識した人間ドラマになっています。玉城さんと坂東さんのラストシーンが、熱気あふれる感じに仕上がって、面白い作品になりました」と手応えを語った。
主人公の優等生あかりを演じた玉城は、撮影時に苦労した点を聞かれると、「あかりは周りの人によって自分を変えていく、難しいキャラクターだったので、キャラクターをつかむまでが大変でした。現場が暑くてもうろうとしながら、みんなで頑張りました」と撮影時を振り返った。
玉城の友人役の坂東は「若いキャストの活気あふれるお芝居と勢いに注目していただきたいです」とアピール。続けて堀田も「『受験ゾンビ』というタイトルの意味を最後に知れるので、楽しみに見てください」と笑顔で呼び掛けた。
8日に22歳の誕生日を迎える玉城に、サプライズでケーキが運ばれる一幕もあった。玉城は「びっくりしちゃったー。祝ってもらえて本当にうれしい。これからも経験を重ねていい女優になっていきたいです」と抱負を語り、笑みを浮かべた。
ドラマは20日午後11時から、CS放送フジテレビTWOドラマ・アニメで放送。