タロン・エガートン「エルトンとの間に絆と友情が生まれた」 「魔法のような経験でした」

2019年8月16日 / 12:44

デクスター・フレッチャー監督(左)とタロン・エガートン

 映画『ロケットマン』ジャパンプレミアが15日、東京都内で行われ、主演のタロン・エガートンとデクスター・フレッチャー監督が登壇した。

 本作は、伝説的ミュージシャンのエルトン・ジョンの半生を、『ボヘミアン・ラプソディ』のフレッチャー監督が描き、『キングスマン』シリーズのエガートンが演じたミュージカル大作。

 観客の大歓声に迎えられた2人。フレッチャー監督は「日本に来るのは4回目。しかも今回はタロンと一緒なんて、興奮のあまり体が爆発しそうな感じです」とあいさつ。

 初来日となったエガートンは「東京はどうしても来てみたい都市だった。素晴らしい歓迎をしていただき感激です」と笑顔をはじけさせた。

 フレッチャー監督は、本作について「タロンが全曲アフレコなしで歌っているところが見どころだ」といい、「彼は演技が素晴らしいだけでなく、歌唱力も並外れている」と絶賛した。

 エガートンはエルトンを演じたことについて、「存命している有名人を演じるなんて滅多にないこと。さらに本作に関してはご本人が製作に関わっている」と、緊張があったことを明かしながら、「(エルトンとの間に)絆と友情が生まれた。彼とは親密な関係で、彼の家族と数日一緒に過ごしたりもした。魔法のような経験でした」と振り返った。

 最後に、フレッチャー監督は「この映画は暗い面も描きながら、最終的には、やっぱり人生って捨てたものじゃない、という人生讃歌になっている。最高の笑顔で『楽しかったね』と映画館を後にしてもらえたら」とアピール。

 エガートンは「誰もが知る天才の物語だけど、彼が抱えていた問題はわれわれと同じ。人間くささも感じていただけたら」と語った。

 観客が両手にサイリウムを持って、エルトンのヒット曲「土曜の夜は僕の生きがい」を歌うサプライズも実施され、2人は大感激。フレッチャー監督は「皆さんにはぜひ『ロケットマン2』に出演していただきたい」とリップサービスした。

 映画は23日から全国ロードショー。

タロン・エガートン(左)とデクスター・フレッチャー監督


関連ニュースRELATED NEWS

芸能ニュースNEWS

「スクープのたまご」通報かスクープか…週刊誌記者が直面  「『週刊千石』はいいチーム」「人脈と信頼が大切」

ドラマ2025年12月17日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第11話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新人記者・信田日向子(奥山)の目を通して“週刊誌の存在意義 … 続きを読む

「新東京水上警察」最終回、ラストの意味深な人影に考察合戦展開 「まさか黒木? 続編あるのか?」「続編は礼子が刑事に?」

ドラマ2025年12月17日

 佐藤隆太が主演するドラマ「新東京水上警察」(フジテレビ系)の最終話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、水上警察を題材にし、佐藤隆太演じる碇拓真刑事と水上警察署のチームが、東京の海や川を警備艇で駆け巡り事件を追う、大 … 続きを読む

「娘の命」“沙織”新川優愛の狂気が爆発 「レイコの孤独が胸に刺さった」「復讐に成功してほしい」

ドラマ2025年12月17日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第11話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追い … 続きを読む

「ちょっとだけエスパー」「また野木亜希子さんの脚本にやられた」「結局、生きていくことが最大のミッションなんだな」

ドラマ2025年12月17日

 「ちょっとだけエスパー」(テレビ朝日系)の第9話(最終話)が、16日に放送された。  本作は、会社をクビになり、人生詰んだサラリーマン(大泉洋)が、“ちょっとだけエスパー”になって世界を救う姿を描く完全オリジナルのSFラブロマンス。脚本は … 続きを読む

「終幕のロンド -もう二度と、会えないあなたに-」「一体どんな終幕を迎えることになるのか」「この脚本だと、演者の皆さんは大変だと思う」

ドラマ2025年12月16日

 「終幕のロンド -もう二度と、会えないあなたに-」(カンテレ・フジテレビ系)の第10話が、15日に放送された。  本作は、妻を亡くし、幼い息子を男手一つで育てるシングルファーザーで、遺品整理人の鳥飼樹(草なぎ剛)が、遺品整理会社の仲間たち … 続きを読む

Willfriends

page top