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(左から)竜星涼、岡田将生、山崎育三郎
ドラマ10「昭和元禄落語心中」の試写会が5日、東京都内で行われ、出演者の岡田将生、竜星涼、山崎育三郎が出席した。
本作は、雲田はるこ氏の人気漫画をドラマ化。戦争の時代の落語家たちの生きざま、芸の絆で結ばれた若者たちの熱い友情、師弟や男女の情愛・嫉妬・別れを描く。クランクインは8月だったが、3人は春から落語の指導を受けながら撮影に臨んだという。
主人公の有楽亭八雲(菊比古)を演じる岡田は「1年前にこのお話を頂いたときは、落語の“ら”の字も知らなかった」というが、ドラマを監修した落語家の柳家喬太郎から学ぶうちに「はなしをする楽しさ、ネタ自体の面白さを知り、少しずつ落語が好きになってきて(今では)どハマりしています」と明かした。
第1話で自分が落語をしているシーンを見た感想を、「こっ恥ずかしい思いもあるけど、この役をできて良かったなと心から思えた」とし、「最終話まで皆さんに楽しんでもらえるドラマを作っていきたい」と笑顔で意気込みを語った。
八雲に弟子入りした与太郎を演じる竜星も、自分が「出来心」を披露する1話を見て「自画自賛ではないですが、ちょっと感動した。できなかった自分が、ここまで成長したというのが見えて、やってきたことが少し報われたような気持ちになりました」と語った。
天才落語家・有楽亭助六役の山崎も、落語は初のチャレンジで「正直今までやってきたお仕事の中でも一番大変だった」と苦労を明かしつつ、エキストラを入れた寄席のセットで落語を披露する場面では「本当にこの人たちを笑わせたい、という気持ちで落語を演じるところまで自分を持っていけたのが良かった」と振り返った。
また、岡田は「喬太郎さんは決して『落語を好きになってほしい』とは言わないけど、好きになってくれたらうれしいという思いがすごく伝わってきた」と語った。
続けて「僕は最初に『死神』を習ったのですが、喬太郎さんの目がいきなり厳しくなる。怖くてビビってしまい、(自分でやりながら)“ここは駄目だ”“ここも駄目だ”となってしまったけれど、最終的に喬太郎さんに言われたのはもっと違うところが駄目だった」と明かした。
岡田は「『自分が楽しくやらないとお客さんにも伝わらないよ』というのが一番最初に言われて響いた言葉です。落語を好きになるというところから教わりました」と感謝した。
ドラマはNHK総合で10月12日金曜日、午後10時から放送。
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